女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、腰の怪我を負いながら出場した
森田あゆみ(日本)が
L・ロブソン(英国)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで下し、大会3年連続の2回戦進出を決めた。
「勝つ想像はしていなかった。長いラリーになるのだけは避けたかった。打てるボールは全部打って、諦めるボールは諦めて、割り切って試合をした。今でも勝ったのは信じられない。」
「無理せず、チャンスがきたら迷わず打つという、やる事がはっきりしていた。万全ではない時にどう戦えばいいかを、今日の試合で自分の中でもこのような戦い方があるという事が勉強になった。」
今年、森田あゆみは出場を予定していた全米オープンを腰の怪我により欠場を余儀なくされていた。
腰の状態については「今は痛み止めを飲んでいるのもあって、試合前より悪化しているという状態ではない。次の試合はやるつもりで、ケアを受け、出来る限り準備する。」と、森田あゆみ。
腰に怪我を負いながらも、今大会に出場している事については「日本での大会という事もあります。複雑な気持ちでもあるけど、気持ち的にはやりたい。試合前までどのくらい出来るかはわからなかった。最終的には痛み止めを飲んで、昨日までより多少良くなっていた。」と、話した。
2回戦で森田あゆみは、第8シードで元世界ランク1位の
J・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。
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