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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードで優勝候補のR・ナダル(スペイン)が第22シードのP・コールシュライバー(ドイツ)を6-7 (4-7), 6-4, 6-3, 6-1の逆転で下し、辛くもベスト8進出を決めると同時に、2010年以来3年ぶり2度目の優勝へ前進した。
この試合、ナダルはコールシュライバーの強烈でタイミングの速いストロークに押され、第1セットを落としてしまう。しかし世界ランク2位の力を発揮したナダルは、3時間12分で逆転勝利を収めた。
準々決勝でナダルは、第19シードで元世界ランク5位のT・ロブレド(スペイン)と対戦する。4回戦でロブレドは、第7シードでナダルのライバルであるR・フェデラー(スイス)をストレートで破る活躍で、全米オープン初のベスト8進出を決めている。
世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は、以前ナダルとフェデラーについて「現役選手を見ると、確実にフェデラーとナダルが最大のライバル関係にある。」と、コメントしている。
膝の怪我から復帰したナダルは今季好調を維持しており、全仏オープンでは前人未到8度目の優勝と同時に2度目の4連覇を達成した。
その後のウィンブルドンではキャリア初となるグランドスラム初戦敗退を喫すも、全米オープンの前哨戦であるロジャーズ・カップ男子とW&Sマスターズの2大会連続で優勝を飾っており、大会後に発表された世界ランキングでは2位へ浮上したため、今大会の優勝候補とされている。
ロジャーズ・カップ男子とW&Sマスターズの2週連続でタイトルを獲得は、2003年のA・ロディック(アメリカ)以来10年ぶりの快挙だった。
ナダルに敗れたコールシュライバーは、今大会3回戦で第13シードで地元期待のJ・アイズナー(アメリカ)を6-4, 3-6, 7-5, 7-6 (7-5)の接戦の末に下し、16強入りを果たしていた。
《全米オープン対戦表》
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