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男子テニスで元世界ランク4位のJ・ブレイク(アメリカ)は、現在行われている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)を最後に現役を引退すると表明した。
会見を開いた33歳のブレイクは「全米が僕の最後の大会。14年間、すごく良い年を過ごした。全ての瞬間を楽しんだし、これ以上のキャリアは望めなかったよ。」と、話した。
「僕が望む以上の事が出来た。こんな気分になるなんて思わなかったけど、僕も人間だ。こういう事もあるさ。」と、ブレイクは涙を流しながら語った。
1999年にプロへ転向したブレイクは、キャリア通算10度のツアー優勝を飾り、世界ランキングで2006年の11月に自己最高の4位までのぼりつめた。
全米オープンでブレイクは2度のベスト8進出がある。最初は2005年で、その時はA・アガシ(アメリカ)とフルセットの大激闘の末に敗れた。2度目は翌年の2006年にR・フェデラー(スイス)と対戦するも、セットカウント1-3で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
今大会の1回戦でブレイクは、予選から勝ち上がったI・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
また、昨年の全米オープンで現役生活に幕を閉じた同胞のA・ロディック(アメリカ)は、自身のツイッターでブレイクに「ジェームズ(ブレイク)、長年のチームメイトとして、友人として君に感謝している。」と、コメント。
近年、P・サンプラス(アメリカ)(2003年)、アガシ(2006年)、ロディック(2012年)らアメリカ勢は地元全米オープンを最後に現役引退を表明している。
一方、今大会に第11シードで出場した錦織圭(日本)がツアー初優勝を飾ったデルレイビーチ国際テニス選手権での決勝の相手はブレイクだった。
《全米オープン 対戦表》
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