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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は9日、男子シングルス決勝が行われ、第3シードのR・ナダル(スペイン)が第4シードのD・フェレール(スペイン)を6-3, 6-2, 6-3のストレートで下し、今大会前人未到の8度目の優勝を飾った。
試合後、ナダルは次のように語った。「コート上では最高の気分を味わっていた。彼(フェレール)との対戦はいつも大変な試合になる。スコア以上に内容が濃い試合だった。いくつかのポイントでは最高のプレーができたと思う。試合中にそのような場面が何度かあった。その際にはとてもハイレベルなプレーができたと思う。」
「今大会で8度目の優勝ということで、このように何度も優勝できるとは夢にも思っていなかった。でもこれからも同様の情熱を持ち続けて一生懸命練習を重ね、自分のテニスを可能な限り高めていきたい。」
またナダルは「今回の勝利でとても感極まっているし、非常に重要な勝利。」と話した。「(左ひざの故障による7カ月間のツアー離脱の後)ATPツアー250の大会で優勝し、その後は500、そしてマスターズ1000で優勝していたから、残りは四大大会だけだった。そして今日、優勝できてとても満足している。たくさんの人がここに至るまでに手を差し伸べてくれた。皆さんの名前を言い始めると必ず漏れがでてしまうので言わないけれど、その方々のおかげで今日全仏で優勝することができた。本当に大きな意味を持った優勝なんだ。」
一方、四大大会初の決勝進出を果たしていたフェレールだったが、決勝ではナダルに圧倒される結果に終わった。そのフェレールは、試合後「クレーでラファエル(ナダル)を倒すためにはさらに攻撃的にプレーをしなければならなかった。ネットでポイントを取りつつ、最高のプレーをしないと勝てない。でもコートが遅い場合、それをするのは難しい。彼は僕よりもパワーがあり、強力なショットを放ってくるので倒すのは本当に難しい。」と脱帽の様子をみせた。
今回の勝利で全仏オープンでの戦績を59勝1敗と驚異的な数字を記録したナダルは、2005-2008年、そして2010-2013年で優勝。ナダルが唯一敗戦を喫したのは、2009年4回戦のR・ソデルリング(スウェーデン)との対戦のみである。
《全仏オープン2013 男女対戦表》
《全仏オープン2012 男女対戦表》
《全仏オープン2011 男女対戦表》
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