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男子テニスの10日付世界ランキングが発表され、グランドスラムの全仏オープンで自身初となるベスト16進出を果たした錦織圭(日本)は、前回から2位上げ自己最高となる13位となった。昨年錦織は左腹斜筋(脇腹)の肉離れにより、全仏オープン欠場を余儀なくされていたため、今回全仏オープンで4回戦進出した事により180ポイント獲得し、ランキングを上昇させた。
今年、錦織は全豪オープン4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れ2年連続のベスト8進出を逃すも、アメリカ国際インドアテニス選手権では自身3度目となるツアー優勝を飾った。その後、5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子では、3回戦で元世界ランク1位でグランドスラム最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を下す大金星をあげた。
そして、全仏オープンでR・ナダル(スペイン)に完敗を喫すも初の16強入りを決めた錦織は、日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出となった。
男子ランキング上位陣では、1位にN・ジョコビッチ(セルビア)、2位にA・マレー(英国)、3位にフェデラーと変動はなかったが、前回4位だったナダルがフェレールに抜かれて5位に下げた。今年の全仏オープンで優勝したナダルだったが、昨年も優勝していたためポイントは変動がなく、フェレールが今回全仏オープンで初の準優勝を果たし720ポイントを獲得しランキングを上げた。
今後、錦織圭はゲリー・ウェバー・オープンに第4シードで出場する。また、第1シードは大会5度の優勝を誇るフェデラー、第2シードはR・ガスケ(フランス)、第3シードは昨年決勝でフェデラーを破り優勝を飾った35歳のT・ハース(ドイツ)、第4シードに錦織圭、第5シードはM・ラオニチ(カナダ)、第6シードはP・コールシュライバー(ドイツ)、第7シードはJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)、第8シードはF・マイヤー(ドイツ)となっている。
また、錦織はラオニチとのダブルスにもエントリーしており、1回戦で第1シードのA・クレシ(パキスタン)/ JJ・ロジェール(アンティル)組と対戦する。
《ゲリー・ウェバー・オープン 対戦表》
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