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男子テニスで世界ランク15位の錦織圭(日本)が、5月26日から開幕する全仏オープン向けて練習を行っていると、自身のフェイスブックでコメントした。
22日に世界ランク9位のR・ガスケ(フランス)と練習した錦織は「今日は、いい練習が出来た。」と、コメントしている。
今年錦織は、クレーコート大会1戦目であるバルセロナ・オープン・サバデルでは、3回戦でA・ラモス(スペイン)に敗れた。当時、錦織は「1戦目のクレーコートとはいえ悔しいです。まだまだクレーでの戦い方に足りないところがたくさんあるので、もうちょっと試行錯誤してみます。」と、コメントしていた。
2戦目となるムチュア・マドリッド・オープン男子では、元世界ランク8位のJ・メルツァー(オーストリア)、V・トロイキ(セルビア)、さらに元王者のR・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげベスト8進出を果たした。しかし、準々決勝では当時世界ランク113位のP・アンドゥハル(スペイン)にストレートで敗れてしまう。
そして、3戦目のBNLイタリア国際では2回戦で過去1勝1敗としていたJ・シャーディ(フランス)の攻撃的なテニスに翻弄され2回戦敗退となり、シャーディとの対戦成績を1勝2敗とした。シャーディ戦を振り返った錦織は「少し課題の残る1戦となってしまいました。」と、語った。
昨年錦織は、左腹斜筋(脇腹)の肉離れにより、ムチュア・マドリッド・オープン男子、BNLイタリア国際男子、さらに全仏オープン欠場を余儀なくされていた。
今年の全豪オープンで錦織は、2年連続となるベスト16進出を果たすも、4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れ8強入りを逃した。その後、アメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3度目の優勝を飾った。
また、現在世界ランク15位の錦織は全仏オープンで上位進出した場合、自己最高ランク更新の可能性が高いため、大きな期待がかかる。
【錦織圭 全仏オープン戦歴】
<2011年>
・1回戦 勝利 ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退 S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)
<2010年>
・1回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 N・ジョコビッチ(セルビア) 1-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退 S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7
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