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マレーは全仏欠場でウィンブルドンに照準か、母は「ウィンブルドンが第一」

先週行われた男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子で、初戦となる2回戦で腰の痛みから途中棄権を申し入れ大会から姿を消した世界ランク2位のA・マレー(英国)だが、5月26日から開幕する全仏オープンへの出場は危ぶまれるも、ウィンブルドンに照準を合わせる可能性を実の母が示唆した。

15日に行われた試合を棄権したマレーは「パリ(全仏オープン)はどうなるかは、もうちょっと待って考えてみるよ。今後5・6日の様子をみてから決めたい。数日のオフで、ちょっと落ち着いてくれる事を望むさ。」と、コメントしている。

そして、腰の痛みは1年半も苦しめられていた事も明かした。

「もう長い間、完璧という状態からは遠のいている。また腰が良い状態に戻って欲しいんだ。誰だって小さな怪我や悩みを抱えてコートに立っているけど、この腰の痛みは本当にどうしようもない。特にクレーでは、あるショットを打つ時に痛みが走る。なぜなら、クレーの方が動きが大きくなるからね。ボールに力がないから、それに力を加えるには、より一層のパワーが必要なんだ。」とマレーは、クレーで悪化してしまう要因を話した。

2011年のシーズンの終盤から痛みが出始めながらも、昨年はウィンブルドンで見事決勝進出。イギリス人選手として1936年のフレッド・ペリー氏以来となる76年ぶりの優勝へ王手をかけたが、R・フェデラー(スイス)にその夢を絶たれ準優勝に終わった。

しかし、その後に同じくウィンブルドンと同じ会場で行われたロンドンオリンピックでは決勝でフェデラーにリベンジを果たし、見事金メダルを獲得。さらに、全米オープンでは自身初となるグランドスラム優勝を飾るなど、飛躍したシーズンとなった。しかし、それも痛み止めの注射を打ちながらの戦いだった。

そして、全仏オープンからわずか2週間しか間を置かず、祖国で行われるウィンブルドンに照準を合わるべきだと、実の母でイギリス女子代表監督であるジュディ・マレーは語っている。

「確実に、ウィンブルドンが彼の第一の目標である事は間違いない。」と、ジュディ。

「彼の怪我は腰の問題で、検査を受けてそれがどんな状態か、そして何が必要かを知る必要がある。サーフェスが変わると、時には小さな問題を抱える事はしばしばある。どんなサーフェスだって、それぞれに特色があって、その全てが挑戦。今回の怪我は、この1週間ほどでどうしたら良いかわかるでしょう。」と、ジュディ。

加えて「当然、今の目標はウィンブルドンの時にピークの状態に持っていく事。クレーは簡単なサーフェスではない。他のコートより多く動き回るし、体を捻る事も多いから注意が必要なの。」と、語っている。

マレーが今回棄権した日は、26度目の誕生日だった。奇しくも2007年の誕生日にはハンブルグで試合をしていて、手首を負傷して棄権敗退し、その後の全仏オープンとウィンブルドンを欠場する結果になっていた。

マレー本人も「もしパリでコートに立っていたら、それは本当に驚きさ。」と語るように、全仏オープンへの出場が危ぶまれている事を明かしている。

ウィンブルドンへの出場を考えると、マレーが全仏オープンを欠場する事で怪我の悪化を防ぐばかりか、芝のコートになれる時間も増えるなど、夢であるウィンブルドンでの優勝へは好条件が重なる。マレーの姿は、再びクレーでみられるのか、それとも芝のシーズンへ持ち越されるのか、その答えは数日のうちに明らかにされる。


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(翻訳・記事/弓削忠則)

(2013年5月21日10時36分)

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