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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は15日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク2位で第3シードのA・マレー(英国)がM・グラノジェルス(スペイン)と対戦したが、3-6, 7-6 (7-5)とした時点で腰の痛みにより途中棄権を申し入れ、大会から姿を消した。
試合後「ちょっと痛みがあった。マドリッドの時と同じ部分。途中棄権を決めたのは、このまま勝っても明日はプレーが出来ないと思ったんだ。全仏オープンまで、どうなるか待つ必要がある。もしパリでプレーしたら、それは驚きかもしれない。」とマレーは、5月26日から開幕する今季2度目のグランドスラムである全仏オープンへの出場が、現時点では微妙である事を明かした。
また、マレーは「左の腰さ。どう対処するか計画を練る必要がある。今夜トレーナーと話し合って、どんな治療を今後するか考えるよ。数日の休養をとって、どんな状況になるかをみる必要がある。」と、コメント。
加えて「どんな状態なのか、はっきりさせるさ。でも、しばらく苦しめられているんだ。今は楽しくプレーする事は出来ない。」と、プレーにかなりの影響がある事も語った。
思わぬ形で3回戦進出となったグラノジェルスは、J・シャーディ(フランス)とベスト8入りをかけて対戦する。この日シャーディは、第16シードの錦織圭(日本)を6-4, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●A・マレー(3) vs. ○M・グラノジェルス, 3-6, 7-6 (7-5), 0-0 (途中棄権)
○D・フェレール(スペイン)(4) vs. ●F・ベルダスコ(スペイン), 5-7, 7-5, 6-3
○R・ナダル(スペイン)(5) vs. ●F・フォニュイーニ(イタリア), 6-1, 6-3
●JW・ツォンガ(フランス)(8) vs. ○J・ヤノヴィッツ(ポーランド), 4-6, 6-7 (5-7)
●S・ワウリンカ(スイス)(15) vs. ○A・ドルゴポロフ(ウクライナ) (途中棄権)
●錦織圭(16) vs. ○J・シャーディ, 4-6, 1-6
●M・ヨージニ(ロシア) vs. ○G・シモン(フランス), 5-7, 3-6
○B・パイユ(フランス) vs. ●J・ベネトー(フランス), 6-7 (3-7), 6-4, 7-6 (7-4)
●A・ラモス(スペイン) vs. ○P・コールシュライバー(ドイツ), 4-6, 1-6
●V・トロイキ(セルビア) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 1-6, 1-6
今大会の優勝賞金は50万1,700ユーロ。
《BNLイタリア国際男女 ドロー表》
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