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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は大会2日目の13日、シングルス1回戦が行われる中、世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がインタビューに応じた。
先週行われたムチュア・マドリッド・オープン2回戦で、まさかの敗戦を喫したジョコビッチは「マドリッドでは、普段とは違う時間を過ごしたよ。あの敗戦は、意味のあるものだと思っているんだ。どの敗戦も、勝利と同じように大切なものさ。だから、どうして負けたのかを分析して、次に繋げていきたい。」と、前向きなコメント。
今大会については「ここローマには、先週の水曜日に着いた。だから、ほぼ1週間はしっかりと練習とトレーニングが出来ている。ローマでは好成績があげられるように、準備が出来ているよ。マドリッドの前には、それが出来ていなかったからね。だから、同じ過ちを犯さないようにしているんだ。万全な状態でベストのプレーを披露出来ると思うよ。」と、ジョコビッチ。
加えて「ここイタリアは、大好きな国なんだ。そして、文化も好き。セルビアにも近いしね。国の気質も、とても似ていると感じる。イタリア人とは良い関係が築けると感じているし、これまでも多くの声援をもらっているんだ。だから、ここイタリアでの試合は祖国で戦っているような気分になるのさ。」と、大会についても語ったジョコビッチ。
今大会上位シード8選手が1回戦を免除されているため、ジョコビッチは初戦となる2回戦でA・モンタネス(スペイン)と対戦する。この日の1回戦でモンタネスは、M・クリザン(スロバキア)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・チリッチ(クロアチア)(11) vs. ●A・ゴルベフ(カザフスタン), 6-4, 6-2
●M・ラオニチ(カナダ)(14) vs. ○P・コールシュライバー(ドイツ), 6-7 (2-7), 4-6
○錦織圭(日本)(16) vs. ●P・ロレンジ(イタリア), 6-2, 6-4
○A・ラモス(スペイン) vs. ●J・ハイェク(チェコ共和国), 7-5, 6-0
●J・モナコ(アルゼンチン) vs. ○B・パイユ(フランス), 6-7, 6-1, 4-6
●R・シュティエパネック(チェコ共和国) vs. ○P・スタラーチェ(イタリア), 6-4, 4-6, 3-6
○A・クズネツォフ(ロシア) vs. ●X・マリス(ベルギー), 6-2, 3-1 (途中棄権)
●J・ニエミネン(フィンランド) vs. ○E・ガルビス(ラトビア), 2-6, 6-7(6-8)
○A・モンタネス vs. ●M・クリザン, 3-6, 7-5, 6-3
○F・フォニュイーニ(イタリア) vs. ●A・セッピ(イタリア), 6-4, 6-1
●S・ヒラルド(コロンビア) vs. ○J・ヤノヴィッツ(ポーランド), 5-7, 2-6
今大会の優勝賞金は50万1,700ユーロ。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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