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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)がノーシードから勝ち上がったJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)を6-4, 7-6 (7-2)のストレートで下し、今大会2年連続のベスト4進出を決めた。
「この試合が今までの2試合のように、簡単にいかない事はわかっていたよ。」と、フェデラーは試合後にコメントした。
続けて、フェデラーは「ヤノヴィッツは、素晴らしいプレーをしていた。今日の試合は、本当にタフだったよ。彼は、本当に才能溢れる選手で、それをこれまでの試合で証明してきた。そして、このスタジアムで大歓声を受けていた。」と、ヤノヴィッツについてコメント。
「しかも(ヤノヴィッツは)失うものは何もない。第1セット序盤でブレークポイントを握られたし、第2セットでも全力でボールを打ち込んできた。彼にはセットを取るチャンスがあったよ。だから、ストレートで勝つ事が出来て嬉しく思うよ。」と、試合を振り返るフェデラー。
今大会でJW・ツォンガ(フランス)やR・ガスケ(フランス)といったトップ10選手2人を破り、ベスト8まで勝ち上がってきたヤノヴィッツであったが、フェデラーの壁を乗り越えることが出来ず、快進撃を止められる形となった。
ヤノヴィッツは、昨年のBNPパリバ・マスターズで予選を勝ち上がり、本戦ではA・マレー(英国)、J・ティプサレビッチ(セルビア)、G・シモン(フランス)らを下し、決勝進出する快進撃で世界に名を知らしめた。
フェデラーは、これまでマスターズ大会で過去21度のタイトルを獲得しているが、今大会では未だタイトルを獲得出来ておらず、マスターズ22度目のタイトルと今大会初優勝を目指し、準決勝でB・パイユ(フランス)と対戦する。
24歳のパイユは、この日M・グラノジェルス(スペイン)を6-1, 6-0と圧倒。わずか57分で勝利を収め、マスターズ大会自身初となるベスト4進出を果たした。
フェデラーとパイユは過去2度対戦しフェデラーが2勝しており、直近の対戦となった今年の全豪オープンの1回戦ではフェデラーがストレートで勝利している。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○B・パイユ vs. ●M・グラノジェルス, 6-1, 6-0
●N・ジョコビッチ(セルビア)(1) vs. ○T・ベルディフ(チェコ共和国)(6), 6-2, 5-7, 4-6
●D・フェレール(スペイン)(4) vs. ○R・ナダル(スペイン)(5), 4-6, 6-4, 2-6
○R・フェデラー(2) vs. ●J・ヤノヴィッツ, 6-4, 7-6
今大会の優勝賞金は50万1,700ユーロ。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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