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男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)は9日、シングルス3回戦が行われ、日本のエースで第14シードの錦織圭(日本)が元世界1位で第2シードのR・フェデラー(スイス)を6-4, 1-6, 6-2で下す大金星を飾り、自身2度目となるマスターズ1000大会での8強入りを決めた。
試合後、錦織は「彼(フェデラー)は、子供の頃からのアイドルでした。実際、彼を倒す事がテニス人生の目標の1つでした。クレーでそれが出来て驚いています。クレーは、それほど得意なサーフェスではないので。」と、この日の勝利に驚いていた。
加えて「全く予想していませんでした。第3セットを6-2で取るなんて、彼を相手にしては簡単な事ではありません。本当に良いプレーが出来ました。ちょっと緊張もしましたが、第3セットで彼はあまりファーストサーブの入りが良くなく、セカンドサーブをアタックする事が出来ました。特に第3セットでは、より攻撃的なプレーが出来たと思います。今日のプレーには満足しています。」と、錦織。
錦織は自身2度目のマスターズ1000大会での準決勝進出をかけて、主催者推薦のP・アンドゥハル(スペイン)と準々決勝で対戦する。アンドゥハルはこの日、D・ヒメノ=トラベール(スペイン)と対戦したが、第1セットのゲームカウント5-5としたところでヒメノ=トラベールが右足の外転筋を痛めたため途中棄権を申し入れ、アンドゥハルが準々決勝進出を決めていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●R・フェデラー(2) vs. ○錦織圭(14), 4-6, 6-1, 2-6
○A・マレー(英国)(3) vs. ●G・シモン(フランス)(16), 2-6, 6-4, 7-6 (8-6)
○D・フェレール(スペイン)(4) vs. ●T・ハース(ドイツ)(13), 7-5, 4-6, 6-4
○R・ナダル(スペイン)(5) vs. ●M・ヨージニ(ロシア), 6-2, 6-3
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(6) vs. ●K・アンダーソン(南アフリカ), 7-6 (7-5), 7-5
○JW・ツォンガ(フランス)(7) vs. ●F・ベルダスコ(スペイン), 4-6, 6-3, 6-2
◯S・ワウリンカ(スイス)(15) vs. ●G・ディミトロフ(ブルガリア), 3-6, 6-4, 6-1
●D・ヒメノ=トラベール vs. ○P・アンドゥハル, 5-5 (途中棄権)
今大会の優勝賞金は63万8,500ユーロ。
《ムチュア・マドリッド・オープン シングルス対戦表》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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