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女子テニスツアーのポルトガル・オープン女子(ポルトガル/オエイラス、レッドクレー)は3日にシングルス準決勝2試合が行われ、第3シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)と第4シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)がそれぞれ勝利し決勝での対戦を決めた。
この日パブリュチェンコワはノーシードのR・オプランディ(スイス)との準決勝、立ち上がりからサーブの調子を欠き5度あったブレークポイントも活かせず第1セットを0-6で落とす。しかし第2セットから調子を取り戻したパブリュチェンコワはオプランディを圧倒し0-6, 6-3, 6-1の逆転勝利をものにした。
前日に行ったE・ヴェスニナ(ロシア)との準々決勝で、実に2時間45分ものマラソンマッチで勝利していたパブリュチェンコワは「私は言い訳は嫌いだけど、今日の試合はスロースタートになってしまったわ。なぜなら昨日の試合から回復するのに十分な時間が無かったからなの。」と試合の疲れを隠せなかった。
「いますぐにでも冷たいプールに飛び込みたいわ。今日はテニスから少し離れて、ショッピングを楽しんだり街を歩きまわってみるわ。」と話す21歳のパブリュチェンコワ。決勝の相手のスアレス・ナバロについて「カルラ(スアレス・ナバロ)はクレーコートでのプレーが上手だわ。」と警戒している。
一方のスアレス・ナバロはノーシードのK・カネピ(エストニア)との準決勝で、ブレーク合戦となった第1セットを制すると、第2セットでは1度もブレークポイントを与えず6-4, 6-1のストレートで快勝し決勝進出を決めた。
決勝に向けてスアレス・ナバロは「アナスタシア(パブリュチェンコワ)はとても難しい選手よ。昨年の夏にシンシナティで負けているの。でも明日は違うサーフェスで違う試合になるはずよ。彼女とまた対戦することが出来て嬉しいわ。」とコメント。
敗れたカネピは、準々決勝で森田あゆみ(日本)を下して準決勝進出を果たしていた。その森田は1回戦でL・ロブソン(英国)、2回戦でU・ラドワンスカ(ポーランド)を下し8強入りを果たしていたが、WTAツアー初優勝には届かなかった。
今季2勝目を目指すパブリュチェンコワ、対するスアレス・ナバロはWTAツアー初優勝をかけて決勝で対決することとなる。両者は過去4度対戦しているが、パブリュチェンコワが4戦全勝となっている。
【大会6日目スケジュール】
この日行われた試合結果は以下の通り。
○A・パブリュチェンコワ(3) vs. ●R・オプランディ, 0-6, 6-3, 6-1
○C・スアレス・ナバロ(4) vs. ●K・カネピ, 6-4, 6-1
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