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【コラム】王者ジョコビッチの意地◇第5弾 2012激闘シリーズ その1

2012年もテニス界で数々の名試合、大激闘などがありました。本日から「激闘シリーズ」として、グランドスラムに焦点を当ててご紹介していきます。今回は全豪オープン準決勝N・ジョコビッチ(セルビア)A・マレー(英国)の試合です。

今年の全豪オープンでジョコビッチは大会連覇へ向け、4回戦でL・ヒューイット(オーストラリア)、準々決勝ではD・フェレール(スペイン)に勝利し、準決勝へ駒を進める。対するマレーはベスト8まで勝ち進んできた錦織圭(日本)にストレートで勝利して4強入りを果たしていた。

ジョコビッチとマレーの準決勝は、どちらに勝利が転がってもおかしくない壮絶な試合となる。

【第1セット】
試合は白熱したラリー戦が展開され、その激しさは序盤である第1セットの第2ゲームでマレーがサービスキープに成功した時に雄叫びをあげるほどだった。

マレーは第4ゲームで、ディフェンディングチャンピオンであるジョコビッチのプレッシャーに押されダブルフォルトを犯しブレークを許すも、第5ゲームでブレークバックに成功。しかし、第6ゲームの自身のサービスゲームでマレーは、左右に揺さぶるストロークを放つジョコビッチに対し0-40とブレークチャンスを与え、結果ブレークを許しゲームカウント2-4とリードされる。

その後マレーはネットに出るもジョコビッチに鋭角なパッシングショットなどを決められ、第1セットはジョコビッチがゲームカウント6-3で先取する。

【第2セット】
第2セットに入り反撃の糸口を見つけたいマレーだが、第1ゲームでいきなりブレークを奪われてしまう。しかし、第4ゲームでマレーがキッカケを掴む。最初の2ポイントをスマッシュでポイントを重ね勢いに乗るとブレークバックに成功、ゲームカウント2-2とする。

その後、ジョコビッチの強烈なストロークを次々と返球し、ミスを誘ったマレーが第6ゲームでブレークに成功。その直後のゲームでブレークバックを許すも、第8ゲームから2ゲーム連取したマレーが第2セットを奪い、セットカウント1-1となる。

【第3セット】
第3セット、両者2度のブレークを奪い合い、タイブレークヘ突入する。タイブレークでは3-3からリードしたマレーがこのセットを制し、雄叫びをあげた。

セットカウント1-2とリードされたジョコビッチはあとがなくなった。だが、ここからジョコビッチの逆襲が始まる。

【第4セット】
第4セットに入ると息を吹き返したジョコビッチはいきなり4ゲーム連取に成功、ゲームカウント4-0と大きくリードを広げる。そして、第7ゲームで最後バックハンドのリターンエースを決め、セットカウント2-2とし、勝負の行方は第5セットへ突入する。

【第5セット】
このセットは、両者最後の力を振り絞り、試合当初から続いている激しいラリー戦を披露した。そして、遂に第6ゲームでジョコビッチがマレーのコートにフォアハンドでウィナーを叩き込みブレークに成功、その後サービスキープしゲームカウント5-2とする。

第8ゲームはマレーがサービスキープし、第9ゲームでジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ここでマレーは焦らずにフォアハンドの深い球とバックハンドのスライスを織り交ぜジョコビッチのペースを乱す。そして、0-40とブレークチャンスを握ったマレーは、ネットに出るジョコビッチに対しフォアハンドのパッシングショットを決め、土壇場でブレークに成功。その瞬間、マレーはこの日一番のガッツポーズをみせ会場を沸かせる。

その後、第10ゲームでマレーはサービスキープしゲームカウント5-5、試合の流れは完璧にマレーだった。

しかし、ジョコビッチには世界ランク1位の意地があり、サービング・フォー・ザ・マッチのゲームを落としても決して精神的に落ちることはなかった。第11ゲームでジョコビッチはマレーにマッチポイントに等しいブレークチャンスを握られるも、守りには入らずマレーを左右に振り、なんとかサービスキープする。

迎えた第12ゲーム、前のゲームで再び力が湧いてきたジョコビッチは、パワフルなショットを打ち続け15-40とマッチポイントを握る。そのポイントでジョコビッチはネットへ出てボレーをし、マレーのパッシングショットがネットにかかり、4時間50分で6-3, 3-6, 6-7 (4-7), 6-1, 7-5の大激闘に終止符を打った。勝利の瞬間、ジョコビッチは背中からコートに倒れた。

試合終了時、時計の針はすでに深夜0時半をまわっており、ジョコビッチはR・フェデラー(スイス)に勝利し既に決勝進出を決めていたR・ナダル(スペイン)との決勝戦へ駒を進めた。

「(第5セットの)2-5から巻き返してきたアンディは感嘆に値する。彼も僕もファイトした。この試合について語れる言葉は多くない。」と、ジョコビッチは試合後にコメントした。

1度は勝利への流れを掴むも、敗れたマレーは「タフな結末だった。追いついて、さらにブレークまであと少しだった。だけど、今回は昨年とは違う選手に、違う内容だった。自分のプレーに誇りを持っている。」と、完全燃焼していた。昨年もこの全豪オープン決勝でジョコビッチに敗れていたマレー。さらに、悲願のグランドスラムタイトルを獲得することができず、会場をあとにした。

《過去ニュース「全豪オープン準決勝 ジョコビッチ vs マレー戦」はこちら》

今季、両者は全豪オープンを含め7度対戦し、4勝3敗とジョコビッチが勝ち越した。ともに25歳の二人は、今後も男子テニス界を牽引していくことは間違いない。

【明日12月11日(火)も、今年の全豪オープン激闘シリーズをお届けします】

■過去のコラムはコチラ■
《「フェデラーを脅かし、クレイステルスを破った若手達◇第4弾 2012新星選手シリーズ その1」はこちら》

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(2012年12月10日18時35分)

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