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HPジャパン女子オープン大会初日、森田あゆみ(日本)(67位)とクルム伊達公子(日本)(103位)が登場したが、いずれも初戦で敗退した。
森田あゆみは、足を痛めて本来の力を出すことができず、J・ハンプトン(アメリカ)(80位)に、3-6, 2-6で敗れた。
「北京から左アキレス腱を痛めてしまって、ずっとテープしながらプレーしていた。それをかばったせいかわからないけど、試合中に右足首をつっかけてしまった。それで転んだ時に、右ひざも痛めてしまった」
大阪で、WTAツアーでの戦いを終えた森田は、右肩や腰のけがに泣かされた2012年シーズンを次のように振り返った。
「昨年の方が、フルシーズン戦ってランキングが良くて、今年は確かにけがに悩まされた。でも、けがしたことによって、テニスや体のことについて、気づかされることもあった。それで体を強化したり、打ち方やトレーニングを変えたり試行錯誤した。テニスの力としては、今年の方が自分はいいテニスをしていると思うし、いい選手になっていると思う。まずは休んで、また来年早くツアーを戦いたい。けがなく、フルに戦いたい」
一方、クルム伊達は、C・デラクア(オーストラリア)(84位)に、3-6, 6-3, 4-6の2時間13分におよぶフルセットの末敗れた。
「相手は左利き、崩れそうで崩れなかった。私は苦労してサービスキープをして、なかなかブレークできず、流れを引き寄せられなかった。(相手が)非常にうまかったですね」
デラクアは、フォアでトップスピンをきかせた、中速の山なりのボールを打ち、バックではフラットドライブ系の直線的な軌道を描く、高速のボールを打ち、これらを組み合わせて、クルム伊達にリズムをつかませなかった。さらに、ボールを左右にちらせて、クルム伊達を走らせてミスを誘った。
クルム伊達は、大阪でダブルスにも出場し、火曜日にプレーする。
(文・写真/神 仁司)
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