- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子（イタリア/ローマ、賞金総額２９５万４７５ユーロ、クレー）は１５日、シングルス２回戦５試合が行われ、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がＢ・トミック（オーストラリア）に6-3, 6-3のストレートで快勝、３回戦に進出した。

マドリッド・マスターズではブルークレーに悩まされ、準々決勝で同胞のＪ・ティプサレビッチ（セルビア）に敗れていたジョコビッチであったが、この日は１９歳のトミックから４度のブレークに成功するなど。６９分の快勝でレッドクレーへの帰還を祝った。

この日の試合では、黒をベースにセルビアの国旗である赤、青、白が配色されたウエアを着ていたジョコビッチは「初戦としては良い試合でした。彼は才能に溢れていますし、たくさんの変化をつけてきますから、予想もしないショットを打ってきます。それが彼を危険にしています。」と、今大会初戦を振り返った。

昨年の今大会では、決勝でＲ・ナダル（スペイン）を破りタイトルを獲得していたジョコビッチは「ブルークレーの後だと、このレッドクレーはパラダイスの様だね。」とコメントしていた。

この日が２５回目の誕生日となった第４シードのＡ・マレー（英国）は、元世界ランク３位のＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）に6-1, 4-6, 7-5のフルセットで勝利、自らの誕生日を勝利で祝った。

この他の２回戦では、第５シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）がＶ・トロイキ（セルビア）に6-3, 6-2で、第６シードのＤ・フェレール（スペイン）がＦ・ベルダスコ（スペイン）に6-3, 7-6 (7-3)で、そして元王者のＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）が第１３シードのＧ・モンフィス（フランス）に7-5, 6-3で勝利している。

この日は残りのシングルス１回戦８試合も行われており、第１０シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）がＭ・ロドラ（フランス）に7-5, 3-6, 6-4で、第１１シードのＧ・シモン（フランス）がＤ・ヤング（アメリカ）に6-2, 7-5で勝利している。

この他のシングルス１回戦の結果は以下の通り。

Ｊ・モナコ（アルゼンチン） (14) ○-× Ａ・ウングル（ルーマニア）, 6-2, 6-2
Ｍ・グラノジェルス（スペイン） ○-× Ｆ・ロペス（スペイン） (15), 6-4, 6-4
Ｒ・ガスケ（フランス） (16) ○-× Ｊ・メルツァー（オーストリア）, 6-1, 7-6 (8-6)
Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン） ○-× Ｐ・アンジャー, 6-4, 6-1
Ｓ・クエリー（アメリカ） ○-× Ｊ・ニエミネン（フィンランド）, 7-6 (7-4), 5-7, 6-4
Ｌ・クボット（ポーランド） ○-× Ｐ・スタラーチェ（イタリア）, 6-3, 5-7, 6-2

今大会の優勝賞金は４６万２６０ユーロ。