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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は火曜日、シングルス1回戦7試合が行われ、第2シードのA・ボゴモロフJR(アメリカ)が主催者推薦で出場のD・マルカンを6-3, 6-1と62分で一蹴、順当に2回戦へ進んだ。
世界ランク35位のボゴモロフJRは同354位のマルカンに対し、第1セットでは3度のブレークポイントを握られるも、そのピンチ全てを切り抜けると、マルカンから2度のブレークを奪いセットを先取。
第2セットに入ると、調子を上げたボゴモロフJRは、マルカンに1度もブレークチャンスを与えず、このセットでも2度のブレークを奪うなど、格の違いを見せつけ圧勝で初戦突破を果たした。
ボゴモロフJRは昨年1月には166位だったランキングを10月には自己最高位の33位まで上昇させ、2011年の最も成長した選手に選ばれていた。アメリカ人としてプロデビューしていた彼は現在、生まれ故郷のロシアへ国籍を変えてプレーを続けている。20歳のマルカンはこれがATPツアーデビュー戦となったが、好調のボゴモロフJRの前に白星を飾る事は出来なかった。
第3シードのM・ヨージニ(ロシア)は、2008年の今大会チャンピオンであるS・スタコフスキ(ウクライナ)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下して順当な勝ち上がりを見せた。
世界ランク39位のヨージニは同69位のスタコフスキに、第1セットでは1本のブレークポイントさえ握らせず、1度のブレークに成功しそのセットを先取。第2セットでも先にブレークを奪ったヨージニは、5-4からサービング・フォー・マッチを迎えた。しかしそこでブレークバックを許しタイブレークへ。しかし、気持ちを切り替えたヨージニは冷静にタイブレークを制し1時間48分で勝利を手中に収めた。
2回戦でボゴモロフJRはL・ラコと、ヨージニはG・ゼミヤ(スロバキア)と主催者推薦で出場のA・ベイチ(クロアチア)の勝者とそれぞれ2回戦で対戦する。
その他のシード勢も順当に勝利した。第6シードのM・バグダティス(キプロス)がL・ロソル(チェコ共和国)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で、第8シードのI・カルロビッチ(クロアチア)はB・カブチッチ(スロベニア)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで下し、2回戦へ駒を進めた。
2007年のチャンピオンであるバグダティスは、第1セットでは1度ブレークを奪うも2度のブレークを許しそのセットを失う。しかし第2セットでは2度のブレークを奪われるも3度のブレークに成功しセットオールに。第3セットで調子を上げたバグダティスは1度もブレークピンチを迎えず、2度のブレークをロソルから奪い1時間51分の逆転で勝利を決めた。
カルロビッチは接戦となった第1セットをタイブレークの末に奪うと、第2セットでは1度もブレークピンチに直面することなく、逆にカブチッチから2度のブレークに成功し1時間23分で2回戦進出を決めた。
バグダティスは予選勝者のM・ヴィオラを6-2, 6-1で一蹴したL・クボット(ポーランド)と、カルロビッチはD・セラ(イスラエル)とA・ベック(ドイツ)の勝者とそれぞれ2回戦で対戦する。
その他の試合結果は以下の通り。
M・ベレー(ドイツ) ○-× M・キウディネッリ(スイス), 7-6 (7-3), 6-1
J・メルツァー(オーストリア) ○-× P・ペッツシュナー(ドイツ), 6-1, 6-3
今大会の優勝賞金は6万8220ユーロ。
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