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男子テニスのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額275万ユーロ、ハード)は土曜日に準決勝2試合を行い、第3シードのR・フェデラー(スイス)が第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を6-4, 6-3で下し、決勝に駒を進めた。
強烈なサービスで試合を有利に進めたフェデラーは、各セットの序盤でベルディフのサービスをブレークして波に乗ると、ブレークポイントを一度も握られることなくストレート勝ちを決めた。
試合後、フェデラーは「本当にいいプレーができました。彼(ベルディフ)に付け入る隙を与えませんでした。攻撃的なプレーができましたし、サーブも好調でした。全体的によい出来でした。また彼のサービスのコースがよく読めていました。加えてベースラインからのプレーもよかったと思います。」と振り返った。
フェデラーはファーストサーブを70%の確率で入れ、そのうち第1セットでは94%の高確率でポイントを獲得した。また試合全体では91%に及んだ。
一方、ベルディフは敗れたものの、久しぶりに元気なフェデラーの姿を目にして喜んでいるようだ。「彼のミスは片手で数えることができるほど少ないものでした。数年前の彼のようなプレーでした。今日はまったく歯が立ちませんでした。」
これで両者の対戦成績はフェデラーの10勝4敗となった。両者が最後に対戦したのは8月のシンシナティの大会で、そのときはベルディフがフェデラーのセカンドサーブを攻撃し、勝利をあげていた。
フェデラーは決勝でJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。第6シードのツォンガは準決勝でノーシードから勝ち上がったJ・アイズナー(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-1), 7-6 (7-3)の大逆転で下しての勝ち上がり。ツォンガは3本のマッチポイントを跳ねのけて見事な逆転勝利を収めた。
最初のマッチポイントで見事なフォアのパスを決めたツォンガは試合後、「緊張しました。観客が応援してくれて助かりました。地元での大会はやはり有利です。」と話した。
一方、惜しくも敗れたアイズナーは「勝ちかけていましたが、勝利が手元からこぼれ落ちてしまいました。勝てたのに残念です。しかし彼(ツォンガ)はすばらしいプレーをみせていました。脱帽です。彼が世界のトップ選手の1人であるのは当然です。大事なポイントですばらしいプレーをするのですから。」と勝者をたたえていた。
アイズナーは試合を通じて一度もサービスをブレークされることがなかったが、第2、3セットのタイブレークを落としてしまい、1999年のA・アガシ(アメリカ)以来のアメリカ人による決勝進出とはならなかった。
フェデラーとツォンガは今年5度対戦しており、直近の対戦となったUSオープンではフェデラーが勝っている。これまでの対戦成績はフェデラーの5勝3敗だが、ツォンガは今年、ウィンブルドンとロジャースカップという大きな大会でフェデラーから勝利をあげている。
これについてツォンガは「彼(フェデラー)との対戦は特に問題ありません。彼を恐怖には思っていません。1回戦で当たるのであれば恐怖に思うかも知れませんが、決勝では大丈夫です。」と話している。
ツォンガは3年前の今大会で優勝しており、決勝では今大会2勝目、ツアー通算8勝目をねらう。また一昨年、昨年とG・モンフィス(フランス)が決勝に進出しており、フランス人選手の決勝進出はこれで4年連続のこととなった。
一方、フェデラーは通算99度目の決勝進出で69タイトル目をねらう。フェデラーの今大会での優勝はまだない。
今大会の優勝賞金は45万4000ユーロ。
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