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男子テニスのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額275万ユーロ、ハード)は8日、シングルス1回戦6試合と2回戦4試合が行われ、第6シードのJW・ツォンガ(フランス)がG・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下し、今季50勝利目を飾った。また、日本から唯一出場の錦織圭(日本)は1回戦で姿を消した。
今大会、シード選手16名全員が1回戦を免除されて2回戦からの登場のため、この日の2回戦が今大会の初戦だったツォンガは、第1セットの第8ゲームでガルシア=ロペスからブレークを奪い5-3とリードすると、続く自身のサーブをしっかりキープしてそのセットを先取した。
しかし第2セットでは、ガルシア=ロペスに先にブレークを許し2-4とリードされるも、このセットだけで6本のサービスエースを叩き出すなど一気に4ゲームを連取し、1時間40分のストレートで勝利。2009年以来、自身2度目となるシーズン50勝利目を飾った。
3回戦でツォンガは第9シードのN・アルマグロ(スペイン)とA・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。ツアー最終戦への残る3枚の切符を争っているツォンガは、次の試合に勝利するとその切符を手にする。
「最終戦は自分にとって、とても大切な大会。その切符に関わらず、今大会では良いプレーをしたい。このサーフェスは自分に合っていると思うし、好成績を残せるはず。今の目標は最終戦。最終戦はご褒美のようなもの。なぜならシーズンが始まった時に最終戦に出れるとは誰も思っていなかっただろう。今はこの大会に集中したい。」とツォンガは思いを語っていた。
ツォンガとその切符を争っている第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)もF・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 7-5で倒して出場権獲得へ一歩前進した。
第1セットを先取したベルディフは、第2セットでもリードを奪い、5-4からサービング・フォー・マッチを迎えた。そのゲームで4本のマッチポイントを握るもベルダスコの粘りの前に決めきれず、そのゲームをブレークされてしまう。しかし続くベルダスコのサーブを再びブレークしたベルディフは、6-5からの第12ゲームをしっかりキープし1時間45分で勝利を決めた。
3回戦でベルディフは、第11シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)とA・ボゴモロフJR(ロシア)の勝者と対戦する。ベルディフも次の試合に勝利すると最終戦への切符を手にすると共に、今季50勝利目を飾ることとなる。
この日の2回戦に登場したその他のシード勢も、順当に3回戦進出を決めた。第13シードのA・ロディック(アメリカ)が主催者推薦のJ・ベネトー(フランス)を6-4, 6-4で、第16シードのR・ガスケ(フランス)もK・アンダーソン(南アフリカ)を6-4, 7-6 (7-4)と、いずれもストレートで退けた。
準々決勝進出を懸けて3回戦でロディックは第2シードのA・マレー(英国)と主催者推薦のJ・シャディの勝者と、ガスケは第3シードのR・フェデラー(スイス)と主催者推薦のA・マンナリノ(フランス)の勝者とそれぞれ対戦する。
先週のスイス・インドアの準決勝で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を破る大金星を飾り、決勝戦ではフェデラーに敗退したものの見事な準優勝でパリに乗り込んで来た錦織だったが、連戦と移動の疲れからか、この日の1回戦では予選を勝ち上がったS・スタコフスキ(ウクライナ)に4-6, 3-6のストレートで敗退。今季最後の大会は早々に姿を消す結果となった。
今週発表の世界ランクで自己最高位の24位に上昇した錦織は、第1セットでは同63位のスタコフスキから先にブレークを奪いリードするも、その後にブレークバックを許すと、第9ゲームではこのセット2度目のブレークをスタコフスキに奪われ4-5と逆転を許し、続くサーブをスタコフスキがしっかりキープしそのセットを先取されてしまう。
第2セットも序盤でブレークに成功したのは錦織で2-1とリードする。しかしそこからスタコフスキは4ゲームを連取、一気に5-2と勝利に王手をかける。続くサーブをキープした錦織は逆転に望みを繋ぐが、第9ゲームではスタコフスキがサーブ&ボレーを見せるなど攻撃的なプレーを展開し、1時間31分で試合に終止符を打った。
シーズン開幕時には98位だった世界ランクを24位まで上昇させるなど、ブレークの1年となった錦織だったが、36勝22敗の成績で2011年のシーズンに幕を閉じた。
勝ったスタコフスキは2回戦で、第15シードのV・トロイキ(セルビア)と対戦する。
その他、この日行われた1回戦の結果は以下の通り。
J・モナコ(アルゼンチン) ○-× D・ヤング(アメリカ), 6-4, 6-2
J・シャーディ(フランス) ○-× M・グラノジェルス(スペイン), 6-3, 途中棄権
I・ドディグ(クロアチア) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア), 4-6, 6-1, 6-3
F・ロペス(スペイン) ○-× M・ロドラ(フランス), 7-6 (9-7), 6-3
J・アイズナー(アメリカ) ○-× S・ワウリンカ(スイス), 6-7 (3-7), 7-5, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は45万4000ユーロ。
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