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世界1位のウォズニアキら8強が顔を揃えた◇チャイナ・オープン女子

女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は6日、シングルス3回戦残り5試合が行われ、昨年の今大会の優勝で世界ランク1位に上り詰めた第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が、K・カネピ(エストニア)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで退けるなど、ベスト8が顔を揃えた。

先週の東京での東レPPOでは3回戦でカネピに敗退していたウォズニアキだったが、この日は出だしからハイペースで試合に臨んだ。第1セットは3度カネピに握られたブレークポイントを退けると、5本のサービスエースを叩き出したながら逆に5本のダブルフォルトを犯すなど不安定なサービスゲームのカネピから1度ブレークを奪うとそのセットを先取。

第2セットに入るとカネピと2度ずつブレークを奪い合うブレーク合戦となった。そのセットをタイブレークへと持ち込まれたウォズニアキだったが、タイブレークでは終始リードを奪い1時間46分のストレートで勝利を飾った。

「今日の試合はとてもハイレベルなものでした。彼女(カネピ)は元世界15位とか16位にいた選手ですし、先週は彼女に敗れていたのでとても厳しい試合になることは承知してました。今日の勝利にはとても嬉しく思いますし、先週のリベンジが出来て良かったです。」とウォズニアキは試合後喜びを語っていた。

昨年の今大会の3回戦の勝利で世界ランク1位の座を決めた彼女は、この日がその日からちょうど1年目だった。そのため女子プロテニス協会のWTAと大会側から1周年を記念してケーキが贈られるサプライズがあった。

「ケーキを頂けるなんてとても最高の気分でした。WTAも大会もケーキを用意してくれるなんてとても素敵です。世界1位になって1周年だなんて、とても意味のあることです。こうしてまたこのスタジアムに戻って来れてプレーが出来る事にも喜びを覚えます。」とウォズニアキは感激に浸っていた。

そのウォズニアキと準々決勝で対戦するのは、D・チブルコワ(スロバキア)を6-1, 4-6, 6-4で倒したF・ペネッタ(イタリア)。第1セットを危なげなく奪ったペネッタは第2セットから徐々に流れがチブルコワに傾きそのセットを奪い返されセットオールへと持ち込まれた。

第3セットは序盤でブレークに成功したペネッタが4-1とリードするも、諦めないチブルコワが4-4へと追い付いた。続くペネッタのサーブでも0-30と劣勢に立たされてリズムを失いかけたペネッタだったが、再び集中を増してそのゲームをキープすると、次のゲームではチブルコワから2度目のブレークをラブゲームで奪うと1時間55分で勝利を飾った。

「今日はサーブも良くスタートから自分のプレーが出来ました。第2セットではプレッシャーを感じてしまいミスを犯してしまい、彼女(チブルコワ)もより攻撃的なプレーをして来たのです。第2セットを失ってまた必死で戦いました。それでもリードしてからまた不安定なプレーをしてしまい4-4に追い付かれ0-30の劣勢に立たされましたが、そこから8ポイントを連取することが出来て勝利を掴むことに成功しました。」とペネッタは、アップダウンのある試合を振り返っていた。

その他の試合ではM・キリレンコ(ロシア)T・パスゼック(オーストリア)を6-1, 6-2と快勝でベスト8入りを果たした。アジア大会に入り、広州でベスト4、先週の東京でベスト8と安定したプレーを続けているキリレンコは、この日もパスゼックに1度もブレークを許さず、各セットで2度ずつのブレークをパスゼックから奪い1時間23分で3大会連続の8強入りに成功した。

キリレンコは「ここ数週間、良い勝利を収めることが出来ています。自信も増して来ていますし、今はとても良いテニスをプレーすることが出来ていると感じています。」と自身でも好調を感じていた。

キリレンコは準々決勝でV・ラッツァーノ(フランス)との予選勝者対決を4-6, 6-1, 6-2の逆転で制したM・ニクルスク(ルーマニア)と顔を合わせる。

「モニカ(ニクルスク)はとても試合巧者でスライスも多様する特殊なプレーをする選手です。これまでも何度か対戦しましたが、簡単に勝った時もあれば負けた時もあります。でも彼女のようなタイプの選手との対戦の仕方は心得ているつもりです。」とキリレンコはニクルスクとの対戦の心構えも出来ていた。

残りの試合では、第11シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)S・アービッドソン(スウェーデン)を6-4, 6-2のストレートで下して順当にベスト8進出を果たした。ラドワンスカは準決勝進出を懸けてA・イバノビッチ(セルビア)と準々決勝を行う。

なお残りの3回戦では、第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第13シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦予定だったが、アザレンカが右足の怪我を理由に、試合開始前に棄権を申し入れたため、パブリュチェンコワが労せずベスト8入りとなった。

「本当に残念でなりません。ファンの方には申し訳ない気持ちで一杯です。足の怪我が大したことがないことを祈るばかりです。先週の東京から痛めていました。回復にどれくらいかかるか現時点では分かりませんが、これから検査を受けて医師の診断を仰ぎます。ルクセンブルグでの大会までに回復出来ればと思っています。」とアザレンカはコメントを発表していた。

パブリュチェンコワは準々決勝で第9シードのA・ペトコヴィッチと対戦する。

今大会の優勝賞金は77万5500ドル。

(2011年10月7日11時40分)

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