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女子テニスツアーのAEGONクラシック(英国/バーミンガム、賞金総額22万ドル、芝)は11日、シングルス準決勝2試合が行われ、第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)が第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)に6-7 (2-7), 6-3, 6-2の逆転で勝利、決勝に進出した。
世界ランク28位のハンチュコバは、決勝でS・リシキ(ドイツ)と対戦する。ノーシードのリシキは、第3シードのS・ポン(中国)に6-3, 6-1のストレートで快勝し決勝に進出している。
元世界ランク1位のイバノビッチは、試合を通して20本のブレークチャンスがあったものの、ブレークに成功したのはわずか2回にとどまった。また、第1セットでは5-1と大量リードをハンチュコバから奪ったものの、タイブレークまで追いつかれていた。
第1セットを失ったものの、それ以降は重要なポイントで要所を締めるプレーだったハンチュコバは「グラスコートでのプレーは好きですし、たくさんの経験があります。それが正しいプレーをする助けになっています。」と、サーフェスとの相性についてコメントしている。
一方のイバノビッチは、試合を通して17本ものサービスエースを記録したものの、昨年10月以来となるツアー決勝進出とはならなかった。
「何本のブレークポイントがあったかは分かりませんが、それでもポジティブな気持ちで第3セットに入りました。」とイバノビッチ。「最後の数ゲームだけ集中力をなくしてしまいました。グラスコートでは、物事が早く過ぎていきます。」
2年前のウィンブルドンでベスト8に進出していたリシキは昨年、足首の怪我のためにツアーからの離脱を余儀なくされており、2009年には22位だったランキングも今では100位となっている。
「どれだけ嬉しいかを言葉で表現するのは、ほとんど不可能です。」とリシキ。「怪我のあと、足に筋肉がありませんでしたから、ゼロからやり直さなければなりませんでした。大変でしたが、今では素敵なことになりました。」
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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