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女子テニスツアーのAEGONクラシック(英国/バーミンガム、賞金総額22万ドル、芝)は10日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)がM・ルチッチ(クロアチア)に6-3, 6-4のストレートで勝利、昨年10月以来となるツアー大会ベスト4入りを果たした。
元世界ランク1位のイバノビッチは、第1セットの自らのサービスゲームで落としたポイントはわずかに3本と、世界ランク94位のルチッチを圧倒した。
23歳のイバノビッチは今大会のダブルスにも出場する予定であったが、手首への負担を軽くするために出場を見送っていた。「まだ続いています。クレーでは残念な敗戦がいくつかありましたが、グラスコートで再び試合を楽しんでいます。」と、自らの調子についてコメントしている。
また2007年のウィンブルドンではベスト4進出を果たしているイバノビッチは「たくさんの良い思い出があります。最初の試合から、調子が良いと感じました。それを楽しもうとしているだけです。」と、グラスコートでのプレーについて語った。
準決勝でイバノビッチは、第4シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。元世界ランク5位のハンチュコバは、A・リスケ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで下し、ベスト4に進出している。
もう一方の準決勝では、第3シードのS・ポン(中国)とS・リシキ(ドイツ)が対戦する事となった。
この日の試合でポンは、M・イラコビッチ(ニュージーランド)に6-4, 4-6, 6-3のフルセットで勝利している。一方のリシキは、第14シードのM・リバリコワ(スロバキア)を7-6 (7-1), 6-4で破り、ベスト4進出を果たしている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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