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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、賞金総額75万ユーロ、芝)は10日、残りのシングルス2回戦4試合が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)がA・ファリャ(コロンビア)に6-1, 6-2で快勝、順当にベスト8進出を決めた。
わずか52分で勝利を収めたフェデラーは、準々決勝で地元勢のP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。ノーシードのコールシュライバーは、M・キウディネッリ(スイス)に6-4, 7-5で勝利してのベスト8入りとなっている。
フェデラーとの対戦を前にコールシュライバーは「彼はグラスコートで最高の選手だし、言うのは簡単だけど、プレッシャーをかけなくては駄目だね。僕にとって良い日であることを願うだけだよ。」とコメントしている。
今大会で5度の優勝を誇るフェデラーは、2本あったブレークピンチを切り抜けると、ファリャのサービスゲームで2度のブレークに成功するなど、試合のペースを握り続けた。
試合後の会見でフェデラーは「試合をコントロールしていたし、支配できていたと思う。結果はウソをつかないよ。色々と上手く対処できていたし、賢くプレーできた。彼のサービスゲームでチャンスがあると分かっていたし、それを活かすことができた。」と、自らのパフォーマンスに満足した様子だった。
しかしフェデラーは、地元勢のコールシュライバーとの準々決勝は簡単にいかないだろうとしている。「グラスコートでは、誰にでもチャンスがある。今日は難しくはなかったけど、もし2-2、3-3、4-4、そして5-5となったりしたら、勝つのは簡単ではないよ。彼はこのことを分かっているし、僕も分かっている。」と、グラスコートでの試合の難しさを語っている。
この他の試合では、M・ズベレフ(ドイツ)が全仏オープンでベスト4に進出していた第6シードのJ・メルツァー(オーストリア)を3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)の逆転で下したほか、地元勢のB・ベッカー(ドイツ)が第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)を6-3, 6-4で下し、それぞれベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は11万3600ユーロ。
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