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男子テニスのツアー最終戦であるATPワールド・ツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)は22日に開幕、ラウンドロビン・グループAの試合が行われ、第4シードのA・マレー(英国)が第5シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 6-2のフルセットで下し、初戦で勝利を飾った。
この試合でデル=ポトロは、凡ミスに苦しんだばかりか、第1セット第3ゲーム終了後にメディカル・タイムを要求するほど鼻血にも苦しめられた様であったが、鼻血に関しては問題はそれほどでもなかった模様。「僕の鼻は大きいからね、それが問題なんだ。理由は分からないけど、出血するんだ。」
この日の勝利でマレーは、ラウンドロビン通過に大きく前進した。わずか8人で争われる今大会は、総当りで行われる1次ラウンドの上位2名が準決勝に進出、シーズン最後のチャンピオンの座をかけて戦う。
デル=ポトロとの対戦成績を5勝1敗としたマレーは「とても良いスタートだったよ。僕とフアンはUSオープンからそれほどプレーしていない。だから、もう少し荒れた試合になると思っていたよ。」と試合を振り返った。
シングルスの開幕戦として行なわれたこの試合、はじめに勢いに乗ったのは地元期待のマレーだった。試合序盤でリズムに乗り切れないデル=ポトロに対しマレーは、一気にチャージをかけゲームカウント5-0と大きくリードを奪う。しかし、そのこからデル=ポトロのエンジンがかかり、6本のセットポイントをしのぎながら3ゲームを奪い返すも、最後はマレーがサービスゲームをキープし、第1セットを先取する。
第2セットに入ると展開は一変し、デル=ポトロが得意のフォアハンドでゲームを組み立て始めると、マレーがバックハンドのミスに苦しむ間に3-0とリードを奪う。世界ランク4位のマレーはすぐさまブレークバックに成功したものの、続くゲームでこのセット2度目のブレークを許してしまう。最後はデル=ポトロがクロスコートに強烈なフォアハンドのウィナーを決め、セットオールに追いつく。
ファイナルセットでは、第2ゲームでブレークに成功したマレーがゲームカウント4-1とリードを奪うと、USオープン覇者のデル=ポトロに反撃の隙を与えず2時間10分で勝利を収めた。
この試合でマレーは、30本のウィナーを決め凡ミスは26本だった。一方のデル=ポトロは、31本のウィナーを決めたものの、38本の凡ミスを犯してしまっていた。
「彼はビッグサーブがあるし、リーチも長いし、強力なフォアハンドがある。それをどうにかする術を見つけなければならない。戦術的に、僕はいつも有利なんだ。だから、今日は勝利できたよ。」とマレーは試合を振り返った。
一方のデル=ポトロは「アンディとの試合は、いつも大変なんだ。僕らはどの大会でもフルセットの試合になってしまう。彼は少しラッキーだったし、勝つためには少しの運も必要さ。今日は彼にそれがあったね。」と敗戦を語っていた。
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