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マレーがナダルを下し優勝◇アブダビ・エキシビション

年明け1日からアラブ首長国連邦はアブダビで行われた男子トップ6選手によるエキシビションの『キャピタラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ』は、世界ランク4位のA・マレー(英国)が同1位のR・ナダル(スペイン)を6-4, 5-7, 6-3のフルセットで下し優勝し、25万ドルの賞金を獲得した。

準決勝では、同2位のR・フェデラー(スイス)を逆転で下して決勝進出を果たしていたマレーは、同一大会でナダルとフェデラーのトップ2選手を下したのは今回が初めてで、グランドスラム初優勝を熱望するマレーにとって、全豪オープン前にこの優勝は大きな自信に繋がった。

「新しいシーズンには最高のスタートになった。11月と12月にはかなりのハード・トレーニングを積んでいたんだ。ナダルもフェデラーもとても良いテニスをしていたから、余計に二人から勝利を上げられて嬉しく思っているよ。」と、21歳のマレーは試合後に感想を語った。

一方のナダルは、昨シーズン終盤で膝を痛め、最終戦のマスターズ・カップに続きデビスカップの決勝戦も欠場を余儀なくされて、オフ・シーズンはその治療に力を注いできていた。

「今日は膝の調子をテストするには最高の試合だった。2時間45分もの高いレベルでの試合だったけど、膝の調子は全く問題なかったからね。彼(マレー)は、昨年の後半からかなり調子が良かったし、それを維持しているね。全豪でのチャンスは大きいんじゃないかな。自分も満足の行くテニスができたけど、今日は彼の方がちょっと上手だったね。」と、ナダルは敗戦ながらも手ごたえを感じていた。

第1セットでは、第3ゲームでブレークを奪ったマレーが、そのまま先取した。第2セットも第5ゲームで先にブレークを奪い3-2とリードしたマレーだったが、すかさずブレークバックに成功したナダルに一気に流れが傾いた。そして第2セットをナダルが奪い、試合はファイナル・セットへともつれ込んだ。

お互いサービス・キープが続く緊張感の中、第7ゲームだけで14分を要してブレークに成功したマレーは、そのまま一気に流れを掴み、第9ゲームでもブレークを奪い試合に終止符を打った。

両者はレギュラー・ツアーの開幕戦として、カタールはドーハで1月5日から行われるカタール・エクソンモービル・オープンに出場する。加えて、フェデラー、今大会初日の準々決勝で敗退したA・ロディック(アメリカ)G・モンフィス(フランス)I・アンドレエフ(ロシア)D・ツルスノフ(ロシア)P・コールシュライバー(ドイツ)らが出場する。

(2009年1月5日15時42分)