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１１月２１日より２３日まで、アルゼンチンはマール・デル・プラタ（室内ハードコート）で行なわれるデビスカップ決勝で、スペインチームを迎え撃つアルゼンチンチームの陣容は、以下の通りとなっている。

Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）
２００７年の対オーストリア戦でデ杯デビューを飾ったデル=ポトロは、今大会通算で４勝１敗の成績を残している。今シーズンの夏にＡＴＰツアー初タイトルを獲得すると、そこから破竹の２３連勝を記録し、４大会連続優勝と大ブレークを果たし、ツアー最終戦であるマスターズ・カップにも出場した。世界ランクも、年初の５０位から、現在は９位までジャンプアップさせている。

Ｄ・ナルバンディアン（アルゼンチン）
２００２年のワールドグループ準決勝、対ロシア戦でデ杯デビューを果たし、それ以来通算２６勝８敗、今年は６勝２敗とアルゼンチンのエースとしてナルバンディアンは活躍してきた。

現在の世界ランクは１１位と、２００２年以来となるトップ１０圏外で今シーズンを終えたものの、２大会で優勝、３大会で準優勝という成績を残し、トップ１０選手との対戦では５勝５敗と、こちらも好成績を残している。

Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン）
現在、世界ランク４８位のアカスーソは、２００６年の対スウェーデン戦でデ杯デビューを果たし、それ以降７勝３敗の成績を残している。２００６年の今大会決勝、対ロシア戦にも出場しており、その時は第５戦で、元世界王者のＭ・サフィン（ロシア）に敗れている。

今季はツアー決勝１度だけ進出しており、通算で２７勝２５敗の成績を残している。

Ａ・カイエリ（アルゼンチン）
アルゼンチンチーム最年長となる、３２歳のカイエリは２０００年の対カナダ戦でデ杯デビューを果たしている。今大会での通算成績は１４勝６敗で、ダブルスだけなら６勝２敗と好成績を残している。

世界ランク６０位で今シーズンを終えたカイエリは、シングルスでのツアー優勝はなかったものの、ダブルスで１勝を上げている。

アルゼンチンは、今年で３度目のデビスカップ決勝進出となるが、優勝はまだなく、過去２度の決勝はそれぞれ敵地で敗れており、今回が初のホームでの決勝となる。

また、アルゼンチンは今年の全対戦をホームで行なっているほか、ホームコートでは、１９９８年にスロバキアに敗退して以来、負けなしの１３連勝となっている。