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（アメリカ、コネチカット州ニューヘイブン）

日曜日から始まった男女同時開催のパイロット・ペン・テニスの男子部門（賞金総額６７万５千ドル）は２０日、残りのシングルス１回戦と２回戦の３試合が行われ、第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）がＭ・ジケル（フランス）を6-4, 6-4のストレートで下し、３回戦進出を決めた。

７月下旬のソポトで、自身５度目の優勝を飾ったロブレドだったが、その後モントリオールとシンシナティのマスターズ・シリーズではいずれも初戦敗退を喫するなど、好調を維持することができていない。今大会で再び調子を取り戻しＵＳオープンへ臨めるか、今後の勝ち上がりに注目が集まる。同大会はこれが２度目の出場で、前回出場した２００５年にはベスト８入りしている。

今大会では、シード選手１６名の１回戦が免除されており、２回戦からの出場となっている。

この日行われたその他の２回戦では、主催者推薦で出場のＭ・フィッシュ（アメリカ）が第７シードのＦ・ボランドリ（イタリア）を6-7(4-7), 7-5, 6-0の逆転で下す金星を上げた。また、第６シードのＪ・ニエミネン（フィンランド）はＦ・ロペス（スペイン）を3-6, 6-2, 7-6 (8-6)の逆転で下した。

この日はシングルス１回戦残り８試合も行われている。

注目はナイトマッチに登場する主催者推薦枠のＪ・アイズナー（アメリカ）で、初戦ではＢ・ベッカー（ドイツ）を迎え撃つ。身長２ｍ６ｃｍのアイズナーの名が知れ渡ったのは、先月のワシントンＤＣの大会。アイズナーは自身２度目のＡＴＰ大会にもかかわらず、見事決勝戦まで勝ち上がり、Ａ・ロディック（アメリカ）に敗れはしたものの準優勝を飾る活躍を見せたのは記憶に新しい。その大会の２回戦でもアイズナーはベッカーと対戦しており、フルセットでアイズナーが勝利している。

その他の１回戦で勝利を上げたのはＪ・ベネトー（フランス）、Ｖ・スペーディア（アメリカ）、Ａ・モンタネス（スペイン）、Ｌ・オルナ（ペルー）、Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン）。Ａ・クレマン（フランス）も初戦を突破したが、２回戦ではこれまで６連敗中の第３シードＪ・ブレーク（アメリカ）と対戦する。

２００５年のチャンピオンであるブレークは、先週のシンシナティではランキング１位のＲ・フェデラー（スイス）に敗れはしたものの、準優勝を飾っている。順当に勝ち上がると、昨年度覇者でトップ・シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）と準決勝で対決することになる。

今大会の優勝賞金は８万４千ドル。