（カナダ、モントリオール）
ロジャーズ・マスターズ（賞金総額２４５万ドル）は６日、シングルス１回戦を行い、Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）がＪ・Ｃ・フェレーロ（スペイン）に7-6 (7-5), 6-4で競り勝ち、２回戦に駒を進めた。
ヒューイットは、「今はランキングを上げることより、ＵＳオープンで優勝することを第一に考えている。自分は今の順位より実力があると思っているし、あえて言うなら危険な放浪者といったところかな。」とコメント。
元世界１位のヒューイットは、現在ランキングを２１位まで下げているが、先日Ｒ・フェデラー（スイス）の元コーチである同胞のＴ・ローチ（オーストラリア）との契約を発表し、来年の全豪オープン制覇を目標に調整を続けている。
この日の試合では、フェレーロとの元王者同士の戦いを１時間４７分で制し、対ヒューイット戦を６勝３敗とした。次の２回戦では第９シードのＪ・ブレーク（アメリカ）とＪ・メルツァー（オーストリア）の勝者と顔を合わせる。
また、シード選手の試合では、第１０シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）がＲ・ハース（オランダ）に4-6, 5-7で敗れた。昨年はベスト８に進出していたベルディフだが、今回は世界ランク１０３位のハースに足元をすくわれた。第１６シードのＤ・フェレール（スペイン）はＥ・ガルビス（ラトビア）に6-2, 6-1で圧勝した。
その他の試合では、Ｄ・ナルバンディアン（アルゼンチン）がＡ・ファリャ（コロンビア）に6-4, 6-3で快勝したほか、Ｓ・ワウリンカ（スイス）がイ・ヒュンタク（韓国）に6-3, 3-6, 6-1で打ち勝った。
その他、既に終了した試合の結果は以下の通り。
Ｍ・ラッセル（アメリカ） ○-× Ｎ・アルマグロ（スペイン）, 2-6, 7-6 (7-3), 6-3
Ｄ・フルバティ（スロバキア） ○-× Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）, 7-6 (10-8), 6-4
Ｆ・フォニュイーニ（イタリア） ○-× Ｐ・ポランスキー（カナダ）, 6-3, 7-6 (9-7)
（2007年8月7日10時09分）
光崎楓奈ら日本勢14名が初戦突破 
