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(オランダ、アメルスフォールト)
オランダ・オープン(賞金総額48万7千ドル、クレー)は日曜日に決勝を行い、予選勝ち上がりのS・ダルシスがW・エシュアー(オーストリア)を6-1, 7-6(7-1)で下し、見事ツアー初優勝を飾った。
優勝賞金7万6,942ドルを獲得した23歳のダルシスは、今大会エントリーの時点で297位で、2004年のヒューストンの大会でT・ハース(ドイツ)が349位で優勝したのに続く、世界ランクの低い選手の優勝となった。
ダルシスは1回戦で第8シードのM・ジケル(フランス)にストレート勝ちし、土曜日の準決勝では第2シードのM・ヨージニ(ロシア)を1セットダウンから倒していた。
試合後ダルシスは「信じられない1週間だった。未だに自分が何をしたのかよく分かっていないよ。夢のような最高の気持ちだね。今までの人生で最高の1週間だったと思うよ。今の目標はなるべく早くトップ100入りすることだね。」と語った。
また、ダルシスは「プレーの調子がよかった。一方彼(エシュアー)は最初、少しイライラしていたようだ。」と語った。「第2セットは彼も調子を上げてきたから、タイブレークに持ち込むことができてよかったよ。」
決勝の対戦相手、33歳のエシュアーも初のツアー決勝進出を果たしており、優勝していれば史上最年長でのツアー初優勝者となるところだった。しかし勢いに乗るダルシスが第1セットを簡単に奪うと、第2セットのタイブレークも奪い、90分で決勝に終止符を打った。
惜しくも敗れたエシュアーは「彼(ダルシス)のスタートは非常によかった。ミスもなかった。試合にうまく入り込めなかった。第1セットで0-4となった場面でブレークするチャンスがあったけど、生かせなかった。第2セットでは数度チャンスがあった。そのチャンスを1度でも生かせていたら、結果は変わっていたかも知れない。」と肩を落した。
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