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(オーストリア、ペルトシャッハ)
ヒポ・グループ国際グランプリ(賞金総額47万7千785ドル、クレー)は金曜日に準決勝を行い、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のG・モンフィス(フランス)が第4シードのL・ヒューイット(オーストラリア)を6-4, 7-5で下して決勝進出を決めた。母国開催の全仏オープンを直前に勢いを増してきた。
この日モンフィスは5本のサービスエースを決め、またヒューイットのサービスゲームを4度ブレークして勝ち、ヒューイットとの対戦成績を1勝1敗とした。モンフィスは2回戦で第7シードのリー・ヒュンタクを下すと勢いに乗り、木曜日の準々決勝でも第3シードのA・ロディック(アメリカ)をストレートで倒した。今大会でワイルドカードの選手が決勝に進んだのは6年ぶり。当時サンクトペルテンで開催されていた2001年にA・ガウンデンツィがワイルドカードから優勝している。
今大会前のモンフィスは7大会に出場し、全て1回戦負けを喫していただけに、この日曜からスタートする全仏オープンを直後に控え、ギアを上げたいところ。昨年の全仏オープンでは2回目の挑戦で4回戦まで進んでおり、今年は1回戦でO・ロクス(ベルギー)と対戦する。
2006年1月のドーハの大会以来の決勝進出を決めたモンフィスは、決勝でノーシードから勝ち上がったJ・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。
モナコのツアー決勝進出は2度目で、準決勝ではL・オルナ(ペルー)を6-4, 6-4で下した。最初のツアー決勝進出は2005年4月のカサブランカの大会。
4度あったブレークチャンスを全てものにしたモナコは、これでオルナとの対戦成績を3勝2敗とした。
モナコは1回戦で第6シードのJ・メルツァー(オーストリア)を下して波に乗り、木曜日の準々決勝では第1シードのN・ダビデンコ(ロシア)を倒した。
モンフィスとモナコはこれまで2度対戦があり、1勝1敗。4月のエストリルのクレーの大会の1回戦で顔をあわせており、そのときは3セットでモナコが勝っている。
今大会の優勝賞金は7万5,432ドル。
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