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(ポルトガル、エストリル)
エストリル・オープン29日、日曜日から開幕し、昨年は決勝で敗退した第1シードのN・ダビデンコ(ロシア)が、2年ぶりの同大会優勝に期待がかかっている。
現在世界4位のダビデンコは2003年大会に優勝したが、昨年はD・ナルバンディアン(アルゼンチン)に敗れ、準優勝に終わっていた。25歳のダビデンコは昨シーズンは7度ツアー決勝に進み、ソポット(ポーランド)、ペルチャッハ(オーストリア)、ニューヘーブン(アメリカ)、モスクワ、そしてパリと、5度の優勝をおさめた。しかし、ダビデンコは今シーズンは不調で、9大会に出場し準決勝以上に進んだ試合は1つもなく、この大会で復調したいところ。
第2シードは世界5位のT・ロブレド(スペイン)で、1回戦ではクレー巧者のA・モンタネス(スペイン)と対戦する。モンタネスはカサブランカの大会で決勝に進み、P・H・マチュー(フランス)に敗れたものの準優勝を飾っており、その勢いを持続できるかどうかに勝負がかかる。
当初の第2シードは、世界10位のA・マレー(イングランド)だったが、腰の痛みを訴え金曜日に棄権を決めた。マレーはホームページ上で「大事には至っていません。ここ数週間腰に違和感があるだけで、問題ありません。」と話している。マレーは3週間前のデビスカップ以来、トーナメントから遠ざかっている。
5月15日に誕生日を迎え20歳になるマレーは、来週のローマのマスターズ・シリーズで復帰できるかに注目が集まる。マレーは「(来週の)ローマの大会には出場できると思っています。エストリル・オープンへの出場をよく考えずに、練習を少し早く再開してしまいました。そして再び腰に痛みを感じだので、棄権することを選びました。でもローマとハンブルグの大会は、全仏オープンの前哨戦としては大きな大会なので、ぜひ出場したいと思っています。」とコメントを出している。
その他の1回戦では、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がI・アンドレエフ(ロシア)と対戦。第4シードは全豪準優勝のF・ゴンザレスで、P・H・マチューと対戦する。第5シードは世界15位のR・ガスケ(フランス)で、初戦はM・ミルニ(ベラルーシ)と顔を合わせる。
日曜日にはいくつかの1回戦が行われ、S・クレリーがL・オルナ(ペルー)に7-6 (7-5), 6-4のスコアで勝利。またI・クニツィン(ロシア)が地元期待のP・ソーサを6-1, 6-1で一蹴している。
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