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(モナコ、モンテカルロ)
ATPマスターズ・シリーズのモンテカルロ・マスターズ(賞金総額280万ドル、クレー)は21日、当地でシングルス決勝を行い、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第1シードのR・フェデラー(スイス)を6-4, 6-4のストレートで下し、今季2個目のトロフィーを獲得した。
世界ランク2位のナダルは今大会1セットも落とさずに3連覇を達成し、マスターズ大会通算8勝目をあげた。ナダルは2005年バレンシア大会の準々決勝でI・アンドレエフ(ロシア)に負けて以来クレーコートでは無敗を誇っており、連勝記録を67に伸ばすと同時に、クレーコート大会決勝での戦績を14勝0敗とした。記者会見でナダルは「世界1位と対戦するのはタフだね。でも自信があった。今週は最高のプレーができていたからね。」と語った。
ナダルに対してクレーコート戦5連敗となったフェデラーは、「ナダルにおめでとうと言いたいね。彼が達成したことは本当にすばらしいこと。ローマ、ハンブルグ、そして来年のこの大会でナダルを倒せるようにがんばってみるよ。」と勝者を称えた。また、フェデラーは「クレーコートでの彼のプレーには混乱させられてしまう。これが実感だね。負けるのは常にがっかりするものだけど、今日のプレーの出来はあまりよくなかったのに接戦だった。これはよかったと思う。」と話した。
1971年~73年のI・ナスターゼ以来の同大会3連覇を飾ったナダルは、「試合開始当初はフェデラーの方が調子がいいと思った。」と話していたが、強烈なフォアハンドをフェデラーのバックサイドに集中させミスを誘い、各セットで1度ずつサービスブレークを記録した。またサーブも安定しており、ファーストサーブの確率はフェデラーの55パーセントに対して、ナダルのそれは79パーセントを記録した。
一方のフェデラーは3度のブレークポイントを握ったものの、要所でポイントを決められず、得意のフォアハンドも打たせてもらえなかった。フェデラーは「自分のフォアハンドの調子に満足していない。これはめずらしいことだね。フォアは僕のゲームでベストショットだからね。それでも、これからのクレーコートシーズンに向けていい調子にあると思う。全仏が楽しみだね。」と述べた。
世界ランキング1位のフェデラーはグランドスラム大会で10度の優勝経験があり、ここ2年強にわたってATPツアー優勝を総なめにしてきた。しかしながら、ナダル戦、苦手とするクレーコート戦では状況が変わってくる。今回の敗北でフェデラーの対ナダル戦成績は3勝7敗、特にクレーでは5戦全敗となった。昨年の同大会決勝でもフェデラーはナダルに敗れており、続く全仏オープン決勝でもセットカウント1-3で屈した。が、フェデラーはその後3大会連続で四大大会を制し(ウィンブルドン、全米、全豪)、その過程で41連勝を達成している。
ナダルは昨年、フェデラーをドバイ(ハードコート)、モンテカルロ、ローマ、全仏オープン(クレーコート)の決勝で倒したものの、後半で調子を落とした。しかし、今大会の結果、両者の差は再び縮まっているように見える。ナダルは最近の3大会で2勝している一方で、フェデラーはG・カニャス(アルゼンチン)にまさかの連敗を喫するなど9試合で3敗している。フェデラーが世界1位となって以降、3大会連続で優勝がないのはわすか2度目。
全仏オープンに向けて、「クレー・キング」ナダルの覇権が続くのか、フェデラーの巻き返しが成功するのかに注目が集まる。
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