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(アラブ首長国連邦、ドバイ)
ドバイ・デューティフリー・男子オープン(賞金総額150万ドル)は火曜日にシングルス1回戦の9試合が行われ、昨年覇者で今大会第2シードのR・ナダル(スペイン)が、M・バグダティス(キプロス)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で下して、辛くも2回戦へ進出した。ナダルは昨年、同大会4連覇を目指すR・フェデラー(スイス)と決勝で激突し、フルセットの末に優勝した。
ナダルとフェデラーは、今年も両者は決勝で対決となる。対戦成績は6対3でナダルがリードしているが、2005年全仏オープンから2006年全仏オープンまではナダルが5連勝し、一時6対1と水を空けていた。しかし、それ以降はフェデラーに2連敗するだけでなく、30勝12敗でタイトルの獲得もない。(一方のフェデラーは54勝1敗で9回優勝)ナダルの2回戦の相手はI・アンドレエフ(ロシア)で、前回2005年に対戦した際にはクレーでナダルから勝利を上げている伏兵でもある。
シード勢では、第3シードのN・ダビデンコ(ロシア)、第5シードのT・ハース(ドイツ)、第7シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は順当に勝ち上がったが、第8シードのD・フェレール(スペイン)はR・ソデルリング(スウェーデン)に足元をすくわれた。
ダビデンコは予選上がりのY・エル=アイナウイを6-7(2-7), 7-5, 7-5の接戦で振り切り、O・ロクス(ベルギー)と2回戦を行う。ハースはワイルドカードのR・シュティエパニックを4-6, 3-6で下し、F・セラ(フランス)との2回戦へ進んだ。ジョコビッチはK・フリーゲン(ベルギー)を4-6, 6-4, 6-3で下し、予選勝者のR・シュトラー(ドイツ)と対戦する。フェレールは長いタイブレークとなった第1セットを落とした後、逆転する力は残っておらず、6-7(13-15), 1-6で敗れ、第4シードのT・ロブレド(スペイン)に続くシードダウンを喫した。
その他の試合では、先週3年ぶりのツアー優勝を果たしたM・ヨージニ(ロシア)がJ・ニエミネン(フィンランド)に3-6, 6-3, 6-3で、先々週ツアー初優勝を飾ったG・シモン(フランス)がP・コールシュライバー(ドイツ)に6-4, 6-4で、またD・ブラッチアリ(イタリア)がO・マラチ(オーストリア)に6-4, 6-3で、それぞれ勝利し2回戦へ駒を進めている。
今大会の優勝賞金は30万ドルとなっている。
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