HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(アメリカ、カリフォルニア州サンホセ)
先週末行われたデビスカップ1回戦で、チェコ共和国を下してアメリカの準々決勝進出の立役者となったA・ロディック(アメリカ)が、SAPオープン(賞金総額41万6千ドル)にトップシードで出場し、同大会3度目の優勝を狙う。
チェコとの対戦では、ロディックはシングルス2試合に出場しT・ベルディフ(チェコ共和国)とI・ミナールに勝利する活躍を見せて、アメリカが4勝1敗でクレーコート戦を制す原動力となった。ロディックはこの大会では2004年、2005年に連覇を達成しているが、昨年は準決勝での新鋭A・マレー(英国)に敗れた。今年はF・ダンチェビッチ(カナダ)との1回戦が火曜日に予定されている。また、そのデビスカップでアメリカが唯一喫した黒星が、J・ブレーク(アメリカ)が敗れたベルディフ戦だった。そのブレークは今大会に第2シードで出場し、I・クニツィン(ロシア)と1回戦を行う。
第3シードは昨年同大会でツアー初優勝を飾ったマレー。昨年はロディックを準決勝で下した後、決勝でL・ヒューイット(オーストラリア)を倒し、堂々の優勝を飾った。現在19歳のマレーは、年明けのドーハで準優勝をおさめたものの、全豪オープン4回戦でR・ナダル(スペイン)にフルセットで敗れた際に足を痛めてしまい、その後に予定していたザグレブの大会を欠場することに。今大会は約3週間ぶりの試合となる。現在ランキング13位のマレーは、K・キム(アメリカ)と1回戦を戦う。「僕はまだトップ10にはたどり着いていない。そこに行くには、あと数試合はトップ選手からの勝利が必要なんだ。その後トップ10にい続けるには、年間を通しての安定感が必要になる。」と語り、マレーは今後の課題を認識している様子。
第4シードは、デビスカップでチリを3勝2敗で下したロシアのエース、M・サフィン(ロシア)で、2004年準優勝のM・フィッシュ(アメリカ)が第5シードと続く。月曜日の1回戦にシード選手の出場予定はない。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.