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(オーストラリア、メルボルン)
全豪オープン第2日は、シングルス1回戦の残りの試合が行われ、女子では第4シードのK・クレイステルス(ベルギー)が新鋭V・バルディナ(ロシア)に1ゲームも与えないダブル・ベーグル(6-0, 6-0)で圧勝し2回戦に進んだ。また元女王のM・ヒンギス(スイス)も快勝した。
今季限りでの現役引退を表明しているクレイステルスにとっては今回が最後の全豪オープンとなる。有終の美を飾るべく是非とも優勝したいクレイステルスにとってはまさに最高のスタートとなった。「この大会では本当にリラックスできるの。とても気楽にプレーできる大会。どこにいても、ロッカールームでも、レストランでも、移動中でも、とにかくストレスを感じないの。そういうところが好きよ。」
また、全豪オープンでは1997年から6年連続で決勝に進出し、97年から99年に3連覇という輝かしい成績を残しているヒンギスも、この日N・デシー(フランス)を6-0, 6-2と全く寄せ付けず完勝した。試合後ヒンギスは、「第1セットは特に良いプレーが出来た。痛切に感じるのは、第1ゲームが試合の鍵だということ。今日は私も緊張していたけど、彼女もそうだったと思う。でもすぐに緊張はほぐれ、集中して締まったテニスができたわ。初戦でナタリー(デシー)と対戦するのは簡単ではないと分かっていたから精一杯頑張ったの。」と試合を振り返っていた。
その他のシード勢では、第13シードのA・イバノビッチ(セルビア)がV・キング(アメリカ)に6-2, 6-0で快勝。イバノビッチは「とても暑くタフなコンディションだった。でも会場入りしたときから予想していたことだから、試合中は自分のやるべきことだけに集中できたわ。」とコメント。また第12シードのA・チャクエタゼ(ロシア)もS・バンマー(オーストリア)に6-4, 7-5で勝利し2回戦進出を決めた。
大会第2日は、エクストリーム・ヒート・ポリシーが適用され、気温の高い時間帯の試合は全て順延となった。この影響で、中村 藍子、森上 亜希子の試合も後にずれ込むこととなった。
主な試合結果は以下の通り。
S・ミルザ(インド) ○-× O・サウチュック(ウクライナ), 6-3, 7-5
L・グランビル(アメリカ) ○-× Y・ベイゲルジマー(ウクライナ), 6-2, 6-3
A・ロディオノワ(ロシア) ○-× R・ビンチ(イタリア), 6-3, 6-1
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