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(オーストラリア、アデレード)
ネクスト・ジェネレーション・アデレード国際(賞金総額41万9千ドル、ハードコート)は土曜日準決勝を行い、ノーシードから勝ち上がった左利きのC・グシオネ(オーストラリア)が若手有望株のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を5-7, 6-3, 7-5の接戦で下し、見事決勝進出を決めた。
21歳のグシオネは、現在153位。昨シーズンはツアー大会で2回戦以上に進んだことすらなかったが、地元メルボルンの声援を一身に集め、今大会ではなんと5勝を挙げ、昨シーズンの勝利数を1つ上回る活躍を見せた。一方のデル=ポトロは、準々決勝が金曜日に順延となったため、土曜日に準々決勝と準決勝の2試合こなさなくてはならなかった(準々決勝ではI・クニツィン(ロシア)を6-2, 6-0で一蹴)。デル=ポトロはグシオネ戦でも試合の序盤でリードを奪ったものの、試合が進むにつれ疲労度が増し、粘るグシオネに勝利を譲った。
グシオネはツアー初優勝を目指し、日曜日の決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。現在世界16位の19歳ジョコビッチは土曜日の準決勝でノーシードから勝ち上がったJ・ヨハンソン(スウェーデン)を6-3, 6-2、わずか67分で圧倒。デル=ポトロ同様、ジョコビッチもこの日2試合をこなすことを余儀なくされた。ジョコビッチはツアーでこれまで3度決勝に進み、2タイトルを獲得している。今大会2005年覇者のヨハンソンは、準々決勝で同じくノーシードのV・スペーディア(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-3で下してのベスト4入りだった。
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