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(フランス、パリ)
通常のATPツアー大会の最後を飾るBNPパリバ・マスターズ(賞金総額265万4千ドル)がこの月曜からスタートしたが、母国スイスで初優勝を遂げたばかりのR・フェデラー(スイス)は直前に欠場を表明した。R・ナダル(スペイン)らその他トップ選手たちも欠場しており、さびしいマスター大会の幕開けとなった。
今大会でもし優勝すれば年間で5度のマスター大会優勝という快挙を成し遂げるはずだったフェデラーだが、来月に上海で行われるツアー最終戦への調整もあり、休養すべきとの判断を下したようだ。この他、ナダル、A・ロディック(アメリカ)、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)、I・リュビチッチ(クロアチア)らも欠場している。フェデラー、ナダル、ロディック、リュビチッチは既に最終戦への出場権を獲得しているが、ナルバンディアンの出場権は今大会に出場の他の選手たちの成績如何にゆだねられている。
主要選手の相次ぐ欠場により、実質トップシードとなったのは第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)で、1回戦免除の後、2回戦でC・ロクス(ベルギー)と対戦する。ダビデンコも既に最終戦出場権を得ている。また昨年優勝を遂げたT・ベルディフ(チェコ共和国)は第8シードで出場しており、同じく2回戦でO・ロクス(ベルギー)と対戦する。ベルディフは優勝すれば最終戦出場の可能性がまだ残っている。そんな中、存在感を増す可能性があるのがM・サフィン(ロシア)。今大会では2000年、02年、04年と3度優勝しており、今年もここに来て調子を上げてきているため、上位進出が期待される。サフィンは2003年と05年は欠場したものの、今大会通算では22勝2敗と非常に縁起のいい大会になっている。この日の1回戦では、N・マウー(フランス)を6-1, 7-6 (7-5)で倒し、初戦を突破している。2回戦ではR・ソデルリング(スウェーデン)と対戦する。
その他、R・ジネプリ(アメリカ)はM・ミルニ(ベラルーシ)を6-4, 5-7, 6-2で、N・アルマグロ(スペイン)は今大会最年長34歳のJ・ビョークマン(スウェーデン)を6-7 (4-7), 7-6 (9-7), 7-6 (7-2)の大接戦の末に下して2回戦進出を決めている。
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