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(ローマ、イタリア)
10日、テレコム・イタリア・マスターズ(賞金総額265万ドル、クレー)2回戦が行われ、世界1位のR・フェデラー(スイス)、同2位のR・ナダル(スペイン)ともにストレート勝ちで3回戦進出を決めた。
『クレーではナダルのほうが一枚上』との評判を覆したいフェデラーは、この日ワイルドカードで出場のP・スタラーチェ(イタリア)の挑戦を受けた。地元開催で燃えるスタラーチェに第2セットでは2度もサービスブレイクを許すなど、後半にかけて手こずる場面も見られたが、終わってみれば6-3,7-6 (2)のストレートで勝利をものにした。試合後フェデラーは、「地元のヒーローと戦うのはいつも難しいものさ。特にイタリアではなおさらだよ。」と笑顔でコメント。この勝利でフェデラーは今シーズンの成績を35勝2敗とした。
第2シードのナダルも圧倒的な強さでF・ボランドリ(イタリア)を6-1, 6-2で下し3回戦へ駒を進めた。この試合、ナダルは序盤から猛攻を見せ第1セットを僅か26分で制すると、そのまま一気に第2セットも一方的に奪い試合を決めた。ナダルの3回戦の相手は第15シードのT・ヨハンソン(スウェーデン)を7-6 (10-8), 6-1 で下したT・ヘンマン(英国)。
第5シードで出場のA・ロディック(アメリカ)は、新星M・バグダティス(キプロス)と対戦し、3-6, 6-1, 6-2で逆転勝ちを収めた。試合序盤はバグダティスが優勢だった。第2セットを落としたものの、第3セットでも先にブレークを決めて2-1とリードし、試合を決めたかに見えたが、そこからロディックが2回連続でブレークバックするなどの反撃を見せ試合に決着をつけた。両者は1月の全豪オープン4回戦でも対戦しており、その時ロディックはノーマークだったバグダティス(同オープン準優勝)に4セットの末に敗れるという苦い経験をしていた。今回は、クレーと不得手なサーフェスにも関わらず、その雪辱を果たした形となった。3回戦でロディックはG・ルゼッドスキ(英国)と対戦する。
また第4シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)がP・H・マチュー(フランス)を6-2, 6-4のストレートで、第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)がF・べルダスコを6-1, 3-6, 6-0で、それぞれ下し順当に3回戦進出を決めている。またG・モンフィス(フランス)が第16シードのR・ジネプリ(アメリカ)を6-1, 4-6, 6-4で破っている。
復活をかけるM・サフィン(ロシア)はR・ラミレス=イダルゴ(スペイン)に6-0,6-7(6-8),6-7(3-7)の逆転で破れ3回戦進出を逃した。
その他の主な試合結果は以下の通り。
F・ゴンサレス(チリ) (10) ○-× M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 5-7, 6-3
A・マルティン(スペイン) ○-× N・キーファー(ドイツ) (13), 6-3, 7-6 (7-3)
R・シュティエパネック(チェコ共和国) (14) ○-× J・ニエミネン(フィンランド), 6-4, 7-6 (7-5)
F・サントロ(フランス) ○-× D・フルバティ(スロバキア), 7-6 (7-2), 6-3
T・ベルディフ(チェコ共和国) ○-× X・マリス(ベルギー), 6-2, 6-1
N・アルマグロ(スペイン) ○-× J・アカスーソ(アルゼンチン), 6-4, 2-6, 6-4
M・アンチッチ(クロアチア) ○-× F・セラ(フランス), 3-6, 7-6 (12-10), 6-0
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