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(イギリス、ロンドン)
ランキング急上昇中の新鋭A・マレー(英国)が、昨年のウィンブルドン以降コーチを努めてきたM・ペチーを「意見の相違」を理由に解任したことが明らかになった。
突然のコーチ解任劇についてマレーは、「マーク(ペチー)と僕は10ヶ月もの間共に戦ってきたが、ここにきてテニスにおける考え方の違いが鮮明になってきた。きわめて難しい決断ではあったけれど、僕のテニスを更に進化させること第一に考え決断したんだ。彼と彼の家族は僕を最大限サポートしてきてくれた。それについては心から感謝しているよ。」とコメント。
また今後の予定については、「新しいコーチを雇うかどうかは未だ決めてないんだ。ただ時間はたっぷりあるし急いではいないよ。じっくりと時間をかけた上で、テニスのレベルを上げてくれる適切な人を探すとするさ。」と語っていた。
一方、解任されたペチーは、「トップ50入りの達成や18歳でのATPツアー大会優勝など、僕はマレーと共に達成した事柄をとても誇りに思っている。近い将来、彼(マレー)はトップ10入りすると信じているし、グランドスラムタイトルも獲得できると思っている。彼の成功を心から祈っている。」とのコメントを文書で発表した。
マレーは、先週行われたデビスカップの対セルビア・モンテネグロ戦で暴言を吐き罰金を科されるなど悪童ぶりをいかんなく発揮している。T・ヘンマン(英国)やG・ルゼッドスキ(英国)に代表されるように、これまで英国選手といえば物静かで紳士的というイメージが定着していたが、マレーはそういった過去のイメージを完全に覆している。18歳のマレーが今後どのように成長していくか注目が集まる。
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