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長らく英国No.1の名を欲しいままにしてきたT・ヘンマン(英国)は、この月曜に発表された世界ランキングでは9位下げて49位となり、遂にA・マレー(英国)(42位)、G・ルゼッドスキ(英国)(43位)に次ぐ同国No.3となった。
「長い間イギリスのNo.1でいられたことは自分でも名誉に思っている。もう一度No.1になれればそれもまた名誉だけど、今の僕はそれよりも健康を保って少しでも多くの試合にでることの方が大事だと思っている。それができれば必然的にランキングも上がるしね。」とヘンマンは自分のウェブサイトで語った。その上でマレーについても、「アンディが短期間でここまで上がってきたのは素晴らしいとしか言いようがない。」と後輩を称えている。
今週開催のドバイ・テニス選手権ではF・ロペス(スペイン)を6-2, 7-6 (8-6)で下し、好スタートを切った31歳のヘンマンだが、依然腰の怪我に悩まされており、状況いかんでは引退もやむを得ないとの含みも持たせた。
「不運と言えばそれまでだけど、僕の体が耐えられるかどうか、今が瀬戸際だと思っている。大丈夫ならばあと2~3年は続けるし、無理ならばさようならということになる。」
日本にもファンの多いヘンマンだけに、今後の進退が気になるところ。
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