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(アラブ首長国連邦、ドバイ)
今週行われているドバイ・テニス選手権(賞金総額100万ドル)は月曜日に1回戦が行われた。今季2大会目となる第4シードのA・アガシ(アメリカ)はG・ルゼッドスキ(英国)を7-6(7-4), 6-0で下し2回戦へ進出した。
アガシは2週間前のサン・ジョゼの大会も腰痛を理由に欠場しており、今回も直前まで出場が危ぶまれていた。今年最初のグランドスラムである全豪オープンも、昨年痛めた左足首の怪我を理由に欠場し、その後フロリダでの大会に久しぶりに試合に出場したが、準々決勝でG・ガルシア=ロペス(スペイン)に敗れていた。
今日の試合では、始まってみるとアガシの安定ぶりが伺えるプレーで、一度も相手にサービスブレイクを許さずに勝利を決めた。2回戦では、J・ニエミネン(フィンランド)とB・パウ(ドイツ)の勝者と対戦する。尚、アガシは順当に勝ちあがれば、準決勝でR・ナダル(スペイン)と顔を合わせる。
この日の最大の波乱となったのは、R・シュトラー(ドイツ)が第5シードのD・フェレール(スペイン)を6-2, 3-6, 7-5で下した試合。現在ランキング98位のシュトラーは前回の対戦である2003年のハンブルグでもフェレールを下しており、これで対戦成績を2勝0敗とした。2回戦では、D・ブラッチアリ(イタリア)を6-4, 6-4で破った予選勝者のI・クレックと対戦する。
今大会のトップシードはR・フェデラー(スイス)で、同大会4年連続優勝を狙っており、ハードコートの52連勝を更に伸ばすべく試合に臨む意向である。今シーズンはこれまで出場したドーハと全豪オープン共に優勝を上げており、今大会で優勝すれば3大会連続となる。フェデラーは同胞のS・ワウリンカ(スイス)と火曜日の1回戦で対戦する。
第2シードのナダルは、フェデラーとは去年のUSオープン以来初の同一大会への出場となる。ナダルも火曜日の1回戦からの登場となり、P・H・マチュー(フランス)と顔を合わせる。
1回戦で注目のカードは、デビスカップのロシア代表チームメイトでもあるN・ダビデンコ(ロシア)とM・サフィン(ロシア)の一戦である。昨シーズンを膝の怪我でほとんどを棒に振ったサフィンは、これが半年振りの復帰戦となるが、休養中にランキングを落としノーシードでの出場のため、初戦から第3シードのダビデンコとの対戦という厳しいドローとなった。ダビデンコは先週のロッテルダムでもベスト4進出と好調を維持している。これまで15大会で優勝を上げてているサフィンは、去年8月のシンシナティの大会を最後にツアーから離れていた。
その勝者はO・ロクス(ベルギー)と対戦する。ロクスは1回戦でF・サントロ(フランス)を6-4, 6-1で退けている。
T・ヘンマン(英国)もノーシードでの出場だが、1回戦でF・ロペス(スペイン)を6-2, 7-6 (8-6) で下し2回戦進出を決めている。去年後半は怪我とスランプに泣かされたヘンマンだが、今季はクロアチアの大会でもベスト4入りするなど、復調が期待されている。
その他、R・ヴィク(チェコ共和国)、I・アンドレエフ(ロシア)、M・A・ガレエブらが初戦を勝ち抜いている。
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