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| ダブルスで復帰予定のマッケンロー |
| 画像提供：Getty/AFLO |
（イギリス、ロンドン）
元女王M・ヒンギス（スイス）が来季からのツアー復帰表明をしたばかりだが、男子テニスでもビッグニュースが飛び込んできた。元世界チャンピオンでテニスの殿堂入りを果たしているJ・マッケンロー（アメリカ）が、来季からダブルスでATPツアーに参戦するというのだ。
現在46歳のマッケンローは、親友であるJ・ビョークマン（スウェーデン）とペアを組んでツアー参戦する予定で、カリフォルニア州サンホゼ市で行われるSAPオープンが復帰第一戦となる模様。ツアー復帰についてマッケンローは、「これは冗談なんかじゃないよ。ヨナス（ビョークマン）と僕は勝つために戦うつもりだし、SAPオープンでは優勝するつもりだよ。きっと僕のカムバックはテニスというスポーツにとってもいい効果をもたらすんじゃないかな。」とまさに真剣そのもの。
マッケンローのツアー復帰の背景には、ATPによるダブルス・ルールの改正が大きく影響を与えたようだ。新ルールの下、試合時間が大幅に短縮されたことで、現役選手とも十分戦えるとマッケンローは考えたようだ。また、年々ダブルスが衰退の一途を辿っていることに触れ、次のような声明を出している。「ダブルスに注目が集まらなくなっていることは本当に悲しい限りだよ。でもきっとダブルスを盛り上げる方法はあるはずだ。今回の僕のツアー参戦が、何かのきっかけになれば嬉しいね。」
（2005年12月6日）
柴原瑛菜 シングルスで準優勝 
