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ベルギー史上初の快挙も無念の途中棄権

ブロックス
ブロックス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間10日(現地9日)、第28シードのA・ブロックス(ベルギー)と世界ランク50位とK・ハチャノフの男子シングルス準々決勝が行われたが、ブロックスが自身から2-6, 5-7, 2-3となった時点で棄権を表明。これにより、思わぬ形でハチャノフがベスト4進出を果たした。

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21歳で世界ランク34位のブロックスは、昨年の全米オープンで初めて予選に出場したものの、予選2回戦で敗退。それでも、そこから着実に世界ランキングを上げ、今大会では本戦初出場ながら第28シードとして参戦した。

今大会では第5シードのF・コボッリ(イタリア)らを破って勝ち上がると、4回戦では肋骨の痛みに苦しみながらも第24シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を下して8強入り。全米オープンの男子シングルスではベルギー史上初となる準々決勝進出を果たした。

しかし、30歳のハチャノフとの顔合わせとなったこの日は、肋骨や脚、背中の痛みに苦しみ、複数回にわたってメディカルタイムアウトを取るなど満身創痍の状態に。第3セットの第5ゲームでブレークを許したところでこれ以上プレーを続けることはできないと判断し、途中棄権を表明した。

試合後の会見でブロックスは、相次ぐ故障について「正直、試合中はちょっと面白くなってきた。ずっと新しいことが起きていたから、もう笑うしかなかった」と振り返った。

さらに「痛みを避けるために普段とは違う動きをするようになっていた。ここ2試合はコートにとどまるために、自分自身と戦っていたような感覚だった」と明かし、「これ以上悪化させてシーズンを丸ごと棒に振るようなことはしたくなかった」と途中棄権を決断した理由を告白。

それでも、「フィジカル的にはベストからほど遠い状態だったけど、それでも自分のプレーには誇りを持っている」と前向きにコメントした。

一方、ハチャノフは準決勝で第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは準々決勝で世界ランク70位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下しての勝ち上がり。


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