女子テニスのバート・ホンブルクオープン(ドイツ/バート・ホンブルク、芝、WTA500)は27日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードの
J・パオリーニ(イタリア)に6-1, 6-3のストレートで完勝し、芝コートでは自身初の決勝進出を果たすとともに、23度目のツアータイトル獲得に王手をかけた。
>>PR 6/30(月)開幕「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>大坂 なおみvsギブソン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、内島 萌夏、伊藤 あおいら ウィンブルドン組合わせ<<24歳で世界ランク8位のシフィオンテクはこれまでに22度のツアー優勝を飾っている。
そのシフィオンテクが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。2023年はベスト4に進出したが、棄権により敗退している。
今大会は上位4シードが1回戦が免除のため、シフィオンテクは初戦となった2回戦で予選勝者で世界ランク105位の
V・アザレンカを下しベスト8進出を果たすとともに、ツアー大会でマッチ通算300勝目を挙げた。 そして、準々決勝では第8シードの
E・アレクサンドロワを破りベスト4へ駒を進めた。
29歳で世界ランク4位のパオリーニとの顔合わせとなった準決勝、シフィオンテクは攻撃的なリターンで積極的に仕掛けていき、3度のブレークを果たして先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許したシフィオンテクだったが、その後2度のブレークを奪ってわずか1時間6分で勝利を収めた。
この勝利により、シフィオンテクはツアー大会では自身初となる芝コートでの決勝進出を決めるとともに、昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、約1年ぶりとなるツアー決勝進出を果たした。さらに、キャリア通算23度目のタイトル獲得に王手をかけた。
試合後、オンコートインタビューに応じたシフィオンテクは「勝てるとは思っていなかった」と明かした。
「この試合に勝てるとは思っていなかったから、やるべきことができて嬉しい。どうプレーしたいかは分かっていたし、それを信じて実行した。最後まで勢いを保てたことも満足してる。ジャスミン(パオリーニ)はファイターだから、彼女に流れを渡してはいけない。だから積極的にショットを決めにいったの」
なお、シフィオンテクは自身初の芝コートでのタイトル獲得をかけ、決勝で第1シードの
J・ペグラ(アメリカ)と世界ランク30位の
L・ノスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。
■関連ニュース
・アルカラス、シナーへ「君と歴史作る」・フェデラー 全仏OP決勝を称賛・世界1位 波紋発言を釈明■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング