女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードの
J・パオリーニ(イタリア)は第13シードの
D・シュナイデルを6-7 (1-7), 6-4, 6-2の激闘の末に逆転で破り、初のベスト4進出を果たした。
>> 内島 萌夏vsラヒモワ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら BNLイタリア国際組合せ<<>>ガウフら BNLイタリア国際組合せ<<29歳で世界ランク5位のパオリーニは同大会4年連続6度目の出場。今大会は初戦の2回戦で同46位の
L・サン(ニュージーランド)、3回戦で第27シードの
O・ジャバー(チュニジア)、4回戦で第17シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を7-5, 6-2のストレートで破り初の8強入りを果たした。
一方、21歳で世界ランク11位のシュナイデルは4回戦で第25シードの
E・メルテンス(ベルギー)を6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
準々決勝の第1セット、パオリーニは序盤に2度のブレークを奪い4-0とリードを広げるが、2度のブレークを返される。サービスゲームに苦しむ両者はその後1度ずつブレークを許してタイブレークに突入。タイブレークでパオリーニは1ポイントしか奪えずに先行を許す。
続く第2セット、パオリーニはシュナイデルの勢いに押され2度のブレークを許し0-4と追い込まれるも、粘り強いプレーで徐々に流れを取り戻し3度のブレークに成功。このセットを取り返す。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークを許したパオリーニだったが、サービス時のポイント獲得率が46パーセントに留まったシュナイデルから3度のブレークを奪って2時間22分に及ぶ激闘を制した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはパオリーニのコメントが掲載されている。
「本当に厳しい試合だった。勝ち抜けて本当に嬉しい。ジェットコースターみたいな展開だったから。ポイント毎に、1つ1つ積み重ねて、最後まで戦った。観客の応援ももちろん力になった。だからこの勝利が本当に嬉しいわ」
勝利したパオリーニは準決勝で世界ランク42位の
P・スターンズ(アメリカ)と対戦する。スターンズは準々決勝で第16シードの
E・スビトリナ(ウクライナ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
また、パオリーニは
S・エラーニ(イタリア)とのペアで14日に行われたダブルス準々決勝にも出場し、
A・イーラ(フィリピン)/
C・ガウフ(アメリカ)組を7-5, 3-6, [10-7]のフルセットで下し単複で4強入りを決めた。
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