男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は日本時間14日(現地13日)、シングルス4回戦が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第13シードの
A・フィス(フランス)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで破り、2年連続6度目のベスト8進出を果たした。
>>シナー、ズべレフら BNLイタリア国際組合せ<<>>サバレンカら BNLイタリア国際組合せ<<28歳で世界ランク2位のズべレフは同大会5年連続9度目の出場。2017年と昨年優勝しており、今大会では2連覇を狙っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため初戦の2回戦で世界ランク60位の
C・カラベリ(アルゼンチン)、3回戦で同154位のV・ガウバス(リトアニア)を6-4, 6-0のストレートで下してベスト16進出を果たした。
一方、20歳で世界ランク14位のフィスが同大会に出場するのは3年連続3度目。今大会は初戦の2回戦で同35位の
T・フリークスポール(オランダ)、3回戦で第18シードの
S・チチパス(ギリシャ)を2-6, 6-4, 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
両者はこれまでに5度対戦しており、ズべレフから3勝2敗となっていた。
4回戦の第1セット、ズべレフは1度ブレークを許すも自身は2度のブレークを奪い4-1とリードを広げるが、第7ゲームでブレークバックを許す。その後、ズべレフは第12ゲームのリターンゲームで2度のセットポイントを握るも、フィスの攻撃的なプレーに阻まれタイブレークに突入。それでも安定したプレーでフィスからミスを引き出したズべレフがタイブレークを制し先行する。
続く第2セットでズべレフは5本のサービスエースを決めるなど安定してキープを重ねる。リターンゲームではサービス時のポイント獲得率が43パーセントにまで落ち込んだフィスから3度のブレークを奪い、1時間45分で勝利を収めた。
勝利したズべレフは準々決勝で第8シードの
L・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは4回戦で第10シードの
D・メドベージェフをストレートで下しての勝ち上がり。
【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証
■関連ニュース
・錦織 圭 アジア勢初の450勝達成・西岡 良仁「バカみたい」不満吐露・ジョコ「プレー続ける理由は…」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング