男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク76位の
錦織圭、大会2連覇中で第1シードの
N・ボルジェス(ポルトガル)、同80位の
J・フォンセカ(ブラジル)、同82位の
A・ブブリク(カザフスタン)が4強入りした。
>>錦織 圭vsフォンセカ 1ポイント速報<<>>錦織 圭ら アリゾナ・テニス・クラシック組合せ<<>>アルカラス、メドベージェフら BNPパリバOP組合せ<<同大会はチャレンジャー大会ながら、優勝すると175ポイントを獲得できるハイグレードのツアー下部大会となっている。
35歳で元世界ランク4位の錦織は今大会、1回戦で第6シードの
L・ナルディ(イタリア)を下し初戦を突破。2回戦では予選勝者で世界ランク166位の
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦したが、ククシュキンが途中棄権し思わぬ形で準々決勝に駒を進めた。そして準々決勝では第2シードの
F・コボッリ(イタリア)を6-2, 4-6, 6-4のフルセットの激闘の末に破り、ベスト4進出を果たした。
18歳のフォンセカは先月行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で優勝し、ATPツアーが創設された1990年以降、史上10番目に若いツアー大会優勝者となった。今大会は1回戦で世界ランク102位の
P・コトフ、2回戦で第4シードの
J・シュトルフ(ドイツ)、準々決勝で同93位の
H・ガストン(フランス)を下し、同大会初出場ながら4強入りを果たした。
世界ランク36位のボルジェスは2023年、2024年と大会2連覇中。今大会は準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同261位のC・スミス(アメリカ)をストレートで下し、同大会3連覇に向け順調にベスト4に進出した。
27歳のブブリクは同大会2年ぶり2度目の出場。今大会は準々決勝で世界ランク79位の
C・ムーテ(フランス)を逆転で破り、初の準決勝へ駒を進めた。
【準々決勝の結果】※ドロー順、[]はシード順
[1]ボルジェス 6-4, 6-4 スミス
ブブリク 2-6, 7-6 (7-4), 7-5 ムーテ
フォンセカ 6-4, 6-4 ガストン
錦織 6-2, 4-6, 6-4 [2]コボッリ
【準決勝の組合せ】
ボルジェス vs ブブリク
フォンセカ vs 錦織
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