男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間15日(現地14日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク80位の
J・フォンセカ(ブラジル)が同93位の
H・ガストン(フランス)をストレートで破り、ベスト4進出を果たすとともに、準決勝で世界ランク76位の
錦織圭と対戦することが決まった。
>>錦織 圭vsフォンセカ 1ポイント速報<<>>錦織 圭ら アリゾナ・テニス・クラシック組合せ<<>>アルカラス、メドベージェフら BNPパリバOP組合せ<<同大会はチャレンジャー大会ながら、優勝すると175ポイントを獲得できるハイグレードのツアー下部大会となっている。
18歳のフォンセカは昨年行われた20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)で全勝優勝を達成。1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、予選3試合を勝ち抜き四大大会本戦初出場を決め、当時世界ランク9位の
A・ルブレフを破る活躍をみせた。
さらに、先月行われたIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で優勝したフォンセカは、ATPツアーが創設された1990年以降、史上10番目に若いツアー大会優勝者となった。
そのフォンセカは今大会、1回戦で世界ランク102位の
P・コトフ、2回戦で第4シードの
J・シュトルフ(ドイツ)を下して準々決勝に駒を進めた。
一方、24歳のガストンは2回戦で世界ランク114位の
R・オペルカ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者初の顔合わせとなった準々決勝の第1セット、フォンセカは2度のブレークに成功。その後1度ブレークを返されるもリードを守りきり、このセットをものにする。
続く第2セットでもフォンセカは強烈なストロークで主導権を握り第3ゲームでブレークを奪うと、迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでは2度目のマッチポイントをものにし勝利を収めた。
勝利したフォンセカは準決勝で錦織と対戦する。錦織は準々決勝で第2シードの
F・コボッリ(イタリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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