男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500)は25日、シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場している世界ランク186位の
M・チリッチ(クロアチア)が第2シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで破り15年ぶり3度目の初戦突破を果たすとともに、今季初白星を挙げた。
>>【動画】チリッチ 世界8位撃破し初戦突破!勝利の瞬間!<<>>メドベージェフ、チリッチらドバイ選手権組合せ<<>>ズべレフ、ルードら アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC組合せ<<36歳で元世界ランク3位のチリッチが同大会に出場するのは3年ぶり7度目。最高成績は2009年と2010年のベスト8となっている。
世界ランク8位のデ ミノーとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、チリッチは序盤で2度のブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合うと、第8ゲームでチリッチは2度目のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、チリッチはファーストサービス時に71パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、2時間17分で熱戦を制した。
チリッチは今大会が今シーズン2大会目の出場で、これが今季初白星となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチリッチのコメントを掲載している。
「僕にとっては素晴らしいスタートだった。最初の3ゲームを取り、コートやコンディションの感覚を掴んだ。少し風が強かったが、ボールの感触はとても良かった。アレックス(デ ミノー)がどれだけ危険な選手かは分かっている。彼はコート上で信じられないほどのランナーで、誰も取れないボールを取る。僕は我慢強く、かつアグレッシブにプレーしなければならなかった。試合全体を通してその素晴らしいレベルを維持できたことをとても嬉しく思っている」
勝利したチリッチは2回戦で世界ランク27位の
A・ポピリン(オーストラリア)と対戦する。ポピリンは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同168位のH・ハビブ(レバノン)を下しての勝ち上がり。
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