テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク62位の
A・ブブリク(カザフスタン)が第5シードの
J・ドレイパー(イギリス)を5-7, 6-3, 6-2, 6-4の逆転で破り初のベスト8進出を果たした。
>>【動画】勝利後コートに倒れ込み感極まるブブリク<<>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<27歳のブブリクが同大会に出場するのは7年連続7度目。最高成績は2回戦進出となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク92位の
J・ダックワース(オーストラリア)、2回戦で第9シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、3回戦で予選勝者で同200位のH・ロチャ(ポルトガル)を下して4回戦に駒を進めた。
一方、23歳で世界ランク5位のドレイパーは3回戦で同65位の
J・フォンセカ(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
4回戦の第1セット、両者サービスキープが続き迎えた第11ゲームで、ブブリクはブレークを許し先行される。
しかし第2セットに入り、ブブリクは第1ゲームでブレークを奪われたが、直後にブレークバックに成功。さらに第6ゲームでもブレークに成功しこのセットを奪い返す。
第3セットでも、ブブリクはサービスゲームをリズム良くキープ。リターンゲームでは第3ゲーム・第5ゲームでブレークに成功し勝利に王手をかける。
迎えた第4セット、ブブリクが第1ゲームでブレークに成功する。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは5度のブレークポイントを握られるも全てしのぎブレークバックを許さず2時間34分でベスト8進出を果たした。
コートの観客から約1分間のスタンディングオベーションを受けた後、ブブリクはコート上でのインタビューで感極まった様子をみせた。男子プロテニス協会のATPは公式サイトにそのコメントを掲載している。
「人生にはチャンスが一度きりしかない時がある。これが自分のチャンスだと直感した。それを逃すわけにはいかなかった」
「ここに立っていることが、人生最高の瞬間だ。それだけだ」
勝利したブブリクは準々決勝で、第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で第17シードの
A・ルブレフを下しての勝ち上がり。
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