テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、第25シードの
L・ムセッティ(イタリア)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク58位の
G・ペリカー(フランス)を4-6, 6-3, 6-3, 6-2の逆転で破り、四大大会初のベスト8進出を果たした。試合後、ムセッティは涙ながらに「子供の頃からの夢だった」と語った。
>>【動画】「子供の頃からの夢」ムセッティが四大大会初の8強入りを決めた瞬間!<<>>ズベレフvsフリッツ 1ポイント速報<<>>アルカラス、シナー、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<22歳で世界ランク25位のムセッティが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年の3回戦となっていたが、今大会は1回戦で同92位の
C・レスティエンヌ(フランス)、2回戦で同37位の
L・ダルデリ(イタリア)、3回戦で同122位の
F・コメサナ(アルゼンチン)を下し初めて4回戦に進出した。
迎えた4回戦、ムセッティはペリカーのサービスゲームを崩せず第1セットを落としたものの、第2セットから徐々に主導権を握る。
ストローク戦ではペリカーの強力なフォアハンドを避けバックハンド側を狙いミスを誘う戦術でポイントを重ね、合計5度のブレークに成功。自身は各セットのアンフォーストエラーを3本以下に抑える安定したプレーをみせると、サービスゲームでは第2セット以降相手に1度もブレークポイントを与えず、2時間3分で勝利した。
ムセッティにとってはこれがウィンブルドンのみならず、四大大会で初のベスト8進出となった。
試合後のオンコートインタビューでムセッティは涙ながらに喜びを語った。
「感情的になることはあまりないんだけど、今日は感情的だよ。この瞬間は子供の頃からの夢だった。僕にはいつも夢を追うことを支えてくれる本当に素晴らしい家族がいる。(言葉に詰まり)話すことが難しいよ」
勝利したムセッティは準々決勝で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と第13シードの
T・フリッツ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
[PR]ウィンブルドンテニス
7/15(月・祝)までWOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の全試合をライブ配信予定!■WOWOWオンデマンドはこちら>【ディアドラ】この夏「必ず」手に入れたいアイテム登場!■公式ストアで発売中>
■関連ニュース
・マレー 思わぬ形でウィンブルドン終了・最後のウィンブルドンでシード撃破・大坂撃破「特別な準備あった」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング